シューベルトの音符たち(新装版)(音楽書)
202670/池辺晋一郎の「新シューベルト考」
音楽之友社


2,310円(税込)
「《魔王》《野ばら》これらの傑作を18歳の少年が書いた……」――
大作曲家たちの“すごさ”“素晴らしさ”が楽しくわかる! すべてのクラシック音楽ファン座右の書、日本クラシック音楽界の重鎮・池辺晋一郎の代表著作『音符たち』シリーズ。新装版化されたバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、メンデルスゾーンに続き、根強い人気を誇るシューベルトが刊行!!
- 収載内容
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- 序文
- はじめに
- 第1章 即興曲なのに――アムプロムプチュ作品90-4
- 第2章 ひと色の手法――「魔王」に「野ばら」をちょこっと乗せて――
- 第3章 アマチュア的純度――交響曲第5番
- 第4章 「動かぬ旋律」の魅力――「死と乙女」――
- 第5章 シューベルトが愛した和音――アルペッジョーネ・ソナタ
- 第6章 非凡さを隠した旋律――劇音楽「ロザムンデ」――
- 第7章 主題の確信的構造――交響曲第8番「グレート」
- 第8章 大先達ベートーヴェンを意識して――「ザ・グレート」のつづき
- 第9章 毅然たる「さすらい人」――「幻想曲」作品15――
- 第10章 勇壮=軍隊だった時代――3つの軍隊行進曲――
- 第11章 春では出せない冬の味――冬の旅 その1――
- 第12章 冬は、長い――冬の旅 その2――
- 第13章 冬来たれども春やはり遠し――冬の旅 その3――
- 第14章 冬は浮遊する――冬の旅 その4――
- 第15章 「メロディの成育」の面白さ――イタリアふう序曲――
- 第16章 のびのび感に満ちた曲――ピアノ三重奏曲D.898
- 第17章 平明な平常心――ドイツ・ミサ曲
- 第18章 明るさに徹して――ピアノ五重奏曲「ます」
- 第19章 作曲技法の充実――交響曲第7番「未完成」その1
- 第20章 互いに兄弟の2つの楽章――未完成交響曲 その2
- 第21章 逸音の秘密――ピアノ・ソナタ第13番イ長調
- 第22章 偉大な大樹の影?――オクテット(八重奏曲)
- 第23章 歌曲集に賭けた意欲――「美しき水車小屋の娘」
- 第24章 未完もまた、いい――オペラ「人質」
1 序文
2 はじめに
3 第1章 即興曲なのに――アムプロムプチュ作品90-4
4 第2章 ひと色の手法――「魔王」に「野ばら」をちょこっと乗せて――
5 第3章 アマチュア的純度――交響曲第5番
6 第4章 「動かぬ旋律」の魅力――「死と乙女」――
7 第5章 シューベルトが愛した和音――アルペッジョーネ・ソナタ
8 第6章 非凡さを隠した旋律――劇音楽「ロザムンデ」――
9 第7章 主題の確信的構造――交響曲第8番「グレート」
10 第8章 大先達ベートーヴェンを意識して――「ザ・グレート」のつづき
11 第9章 毅然たる「さすらい人」――「幻想曲」作品15――
12 第10章 勇壮=軍隊だった時代――3つの軍隊行進曲――
13 第11章 春では出せない冬の味――冬の旅 その1――
14 第12章 冬は、長い――冬の旅 その2――
15 第13章 冬来たれども春やはり遠し――冬の旅 その3――
16 第14章 冬は浮遊する――冬の旅 その4――
17 第15章 「メロディの成育」の面白さ――イタリアふう序曲――
18 第16章 のびのび感に満ちた曲――ピアノ三重奏曲D.898
19 第17章 平明な平常心――ドイツ・ミサ曲
20 第18章 明るさに徹して――ピアノ五重奏曲「ます」
21 第19章 作曲技法の充実――交響曲第7番「未完成」その1
22 第20章 互いに兄弟の2つの楽章――未完成交響曲 その2
23 第21章 逸音の秘密――ピアノ・ソナタ第13番イ長調
24 第22章 偉大な大樹の影?――オクテット(八重奏曲)
25 第23章 歌曲集に賭けた意欲――「美しき水車小屋の娘」
26 第24章 未完もまた、いい――オペラ「人質」
- 商品詳細
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商品説明 「こむずかしそうな学者的解説やアナリーゼは避け、名曲の楽譜に並んだ“音符たち”の、いわば『行間』から裏側をのぞき、そこからオッと思える芽を見つけ、摘み取り、いじくりまわし
てみる――それらを『同業者』として作曲家の立場で行う」という同シリーズのコンセプトのもと、著者が「しみじみ、つくづく、心から感服してしまう天才」というシューベルトが創り上げた名曲の名曲たるゆえんを、「魔王」「冬の旅」などの歌曲だけでなく、ピアノ曲から交響曲、オペラまでを軽妙洒脱な筆致で説き明かす。商品番号 F0239303 ジャンル 書籍・辞典 サイズ A5 ページ数 184 著者 池辺晋一郎 ISBNコード 9784276202672