ミニシアター再訪〈リヴィジテッド〉(書籍)
都市と映画の物語 1980-2023
アルテスパブリッシング
3,850円(税込)
川本三郎さん(評論家)推薦!シネマスクエアとうきゅう、岩波ホール、シネ・ヴィヴァン六本木、シネマライズ、ユーロスペース、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座……小さな劇場たちの“夢”の軌跡をたどった旅の記録。
- 収載内容
-
- まえがき──ミニシアターの旅のはじまり
- 第1章 未知数の1980年代──新しい夢のはじまり
- 1981年|東京ミニシアター元年
- 1.新宿・シネマスクエアとうきゅう──企業のミニシアター第1号
- 2.六本木・俳優座シネマテン──初のレイトショー専門館
- 3.渋谷・パルコ・スペース・パート3──多目的ホールと映画上映
- 六本木からのNEW WAVE
- ◎カルチャービル、WAVEとシネ・ヴィヴァン六本木の誕生
- 渋谷の新しい可能性
- 1.ユーロスペースと『ゆきゆきて、神軍』の成功
- 2.渋谷の夜を変えた音楽映画『ストップ・メイキング・センス』
- 1987年|銀座の巻き返しが始まる
- 1.シャンテシネと『ベルリン・天使の詩』の大ヒット
- 2.シネスイッチ銀座と『ニューシネマ・パラダイス』の記録的ロングラン
- 第2章 ブーム到来の1990年代──ミニシアターの暑い夏
- 渋谷系の流行|宇田川町の暑い夏
- 1.シネマライズ──『トレインスポッティング』現象
- 2.シネセゾン渋谷──『グランブルー』リュック・ベッソン人気
- 3.シネクイント──『バッファロー'66』ヴィンセント・ギャロ・ブーム
- 渋谷の文化施設|Bunkamura登場
- ◎東急系の大人の劇場、ル・シネマ
- 住宅街のミニシアター
- ◎恵比寿ガーデンシネマの始まり
- 神保町の元祖ミニシアター
- ◎絶好調の岩波ホール
- 第3章 変化する2000年代──夢のあと、新しい船出
- ミニシアターからシネコン時代へ
- ◎テオ・アンゲロプロスの遺作『エレニの帰郷』とフランス映画社の終焉
- ミニシアター最後の日
- 1.2013年5月31日 消える映画の聖地──銀座テアトルシネマ
- 2.2014年6月10日 街の名物劇場の終わり──吉祥寺バウスシアター
- 3.2016年1月7日 渋谷の青春、最後の夜──シネマライズ
- 21世紀のミニシアターをめざす
- ◎四谷三丁目から渋谷へ──シアター・イメージフォーラム始動
- コロナ禍に起きたこと
- 1.2020年 緊急事態宣言と初の休館──4館を追って
- ──Bunkamuraル・シネマ、シアター・イメージフォーラム、
- シネスイッチ銀座、ユーロスペース
- 2.2021年 ライヴ映画の思わぬ成功
- ──新生シネクイントと『アメリカン・ユートピア』のロングラン
- 3.2022年 岩波ホール閉館──54年の歴史を終えて
- あとがき──再訪(リヴィジテッド)の旅をおえて
- 作品名索引
- 人名索引
1 まえがき──ミニシアターの旅のはじまり
2 第1章 未知数の1980年代──新しい夢のはじまり
3 1981年|東京ミニシアター元年
4 1.新宿・シネマスクエアとうきゅう──企業のミニシアター第1号
5 2.六本木・俳優座シネマテン──初のレイトショー専門館
6 3.渋谷・パルコ・スペース・パート3──多目的ホールと映画上映
7 六本木からのNEW WAVE
8 ◎カルチャービル、WAVEとシネ・ヴィヴァン六本木の誕生
9 渋谷の新しい可能性
10 1.ユーロスペースと『ゆきゆきて、神軍』の成功
11 2.渋谷の夜を変えた音楽映画『ストップ・メイキング・センス』
12 1987年|銀座の巻き返しが始まる
13 1.シャンテシネと『ベルリン・天使の詩』の大ヒット
14 2.シネスイッチ銀座と『ニューシネマ・パラダイス』の記録的ロングラン
15 第2章 ブーム到来の1990年代──ミニシアターの暑い夏
16 渋谷系の流行|宇田川町の暑い夏
17 1.シネマライズ──『トレインスポッティング』現象
18 2.シネセゾン渋谷──『グランブルー』リュック・ベッソン人気
19 3.シネクイント──『バッファロー'66』ヴィンセント・ギャロ・ブーム
20 渋谷の文化施設|Bunkamura登場
21 ◎東急系の大人の劇場、ル・シネマ
22 住宅街のミニシアター
23 ◎恵比寿ガーデンシネマの始まり
24 神保町の元祖ミニシアター
25 ◎絶好調の岩波ホール
26 第3章 変化する2000年代──夢のあと、新しい船出
27 ミニシアターからシネコン時代へ
28 ◎テオ・アンゲロプロスの遺作『エレニの帰郷』とフランス映画社の終焉
29 ミニシアター最後の日
30 1.2013年5月31日 消える映画の聖地──銀座テアトルシネマ
31 2.2014年6月10日 街の名物劇場の終わり──吉祥寺バウスシアター
32 3.2016年1月7日 渋谷の青春、最後の夜──シネマライズ
33 21世紀のミニシアターをめざす
34 ◎四谷三丁目から渋谷へ──シアター・イメージフォーラム始動
35 コロナ禍に起きたこと
36 1.2020年 緊急事態宣言と初の休館──4館を追って
37 ──Bunkamuraル・シネマ、シアター・イメージフォーラム、
38 シネスイッチ銀座、ユーロスペース
39 2.2021年 ライヴ映画の思わぬ成功
40 ──新生シネクイントと『アメリカン・ユートピア』のロングラン
41 3.2022年 岩波ホール閉館──54年の歴史を終えて
42 あとがき──再訪(リヴィジテッド)の旅をおえて
43 作品名索引
44 人名索引
- 商品詳細
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商品説明 1980年代初頭、「ミニシアター」が日本の映画界に大きく花開いた。
バブル崩壊、シネコン襲来、リーマンショック、コロナ禍と、逆風に翻弄されながらも、新宿・六本木・渋谷・銀座・神保町・恵比寿などの街とともに生きつづけてきたミニシアター。同時代を並走してきた映画評論家が、劇場や配給会社など当時の関係者たちの証言を集め、
彼らの情熱と映画への愛、数々の名画の記憶とともに、都市と映画の「物語」をたどる著者渾身の書!
●本書に登場するおもな映画館
シネマスクエアとうきゅう、岩波ホール、シネ・ヴィヴァン六本木、シネマライズ、ユーロスペース、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、シネセゾン渋谷、銀座テアトルシネマ、イメージフォーラム、恵比寿ガーデンシネマ……
●本書に登場するおもな映画
『ジェラシー』『ミツバチのささやき』『ゆきゆきて、神軍』『ストップ・メイキング・センス』『ベルリン・天使の詩』『八月の鯨』『モーリス』『ニュー・シネマ・パラダイス』『バグダッド・カフェ』『さらば、わが愛/覇王別姫』『ナイト・オン・ザ・プラネット』『ポンヌフの恋人』『トレインスポッティング』『バッファロー’66』『アメリ』……商品番号 F0228544 ジャンル 書籍・辞典 サイズ A5 ページ数 604 著者 大森さわこ 初版日 2024年05月27日 ISBNコード 9784865592917