死ぬまでジャズ~鈴木良雄・自伝(音楽書)
3986

リットーミュージック

2,500(税込)

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渡辺貞夫、アート・ブレイキーなどの大物ジャズマンとの共演を経て、自身の音楽を追求し続けるジャズ・ベーシストの自伝。

収載内容

  • ●第1章 幼少時代~音楽一家に生まれて
  • ・木曽福島に生まれ育った幼年期
  • ・三味線~バイオリンと続いてきた鈴木家のルーツ
  • ・バイオリンを習っていた小学生時代
  • ・ストレスを感じた東京への引っ越し
  • ・ウクレレに夢中になった中学時代
  • ・四六時中ギターを弾いた高校時代
  • ・ジャズへの道を開いた「テイク・ファイヴ」
  • ・初恋……そして失恋
  • ●第2章 プロ活動前夜~本格的に音楽の世界へ
  • ・ジャズ研のオーディションというパンドラの箱
  • ・独学でピアノの研究に励んだ1年目
  • ・盟友となる増尾好秋の入部
  • ・渡辺貞夫との運命的な出会い
  • ・ベースへの転向のきっかけ
  • ・愛称“チン"の由来
  • ・破壊力抜群のタモリ登場
  • ・すべての根源はダンモ研にあり
  • ●第3章 プロ黎明期~ベーシスト“チン"誕生
  • ・ピアニストとしての下積み時代
  • ・ベーシストとしての最初の仕事
  • ・流れ着いたのはベースという運命
  • ・プロ・ミュージシャンとしての洗礼
  • ・初めてのアルバム・レコーディング
  • ・渡辺貞夫バンドでの海外公演
  • ・人間としての弱さが露呈
  • ・最初のニューヨーク行きを断念
  • ・渡辺貞夫とは正反対だった菊地雅章の音楽
  • ・渡米前のさまざまなセッション・ワーク
  • ・記念すべき初リーダー・アルバム『フレンズ』
  • ●第4章 ニューヨーク~激動の時代
  • ・ついにニューヨークへ移住
  • ・言葉や文化の違いによるとまどい
  • ・ソニー・ロリンズとの2週間
  • ・スタン・ゲッツとのカリフォルニア・ツアー
  • ・アルバート・デイリーのドロン事件
  • ・ニューヨークでの食住事情
  • ・妻となる女性への熱烈アプローチ
  • ・義父との一世一代の大勝負
  • ・マンハッタン・プラザでの夢のような生活
  • ・衝撃的だったアート・ブレイキーの音
  • ・アート・ブレイキーとのツアーの日々
  • ・ジャズを押し上げたドラッグの力
  • ・ひと悶着あったアート・ブレイキーとの来日公演
  • ・リラックスした演奏ができなかったレコーディング
  • ・太陽みたいだったアート・ブレイキー
  • ・自我に目覚めたハーレムでの演奏
  • ・マイルス・デイヴィスとの邂逅
  • ・そのほかのレジェンダリーなミュージシャンとの交流
  • ●第5章 帰国~自身の音楽を探求
  • ・クラシックの作曲を学んで見えたもの
  • ・アーティストとしての覚悟の芽生え
  • ・ほかにはない音を提示できた『MATSURI』
  • ・自分がバンドのボスとなって
  • ・“アーティスト"としての姿を日本で披露
  • ・鈴木良雄の音世界『モーニング・ピクチャー』
  • ・フュージョンと16ビート
  • ・日本への帰国前後のあれこれ
  • ・日米の違いを感じた帰国直後
  • ・日本での初めてのグループ、MATSURI
  • ・自分の思いが結実した『フェアリー・テイル』
  • ・日米二重生活の終焉
  • ・夢の自宅スタジオとその顛末
  • ・作曲家的スタンスで作った『ザ・モーメント』
  • ・イメージを具現化するバンド、イーストバウンス
  • ・ニューヨークのラジオでローテーション
  • ・イーストバウンスでのアルバム作品
  • ・イーストバウンス期のそのほかの活動
  • ・ギターの森士郎とのデュオ作品
  • ●第6章 新世紀を迎えて~現役音楽家として邁進
  • ・運命的な巡り合い、BASS TALK
  • ・BASS TALKでのEUツアー
  • ・タモリらと設立したONEレーベル
  • ・BASS TALKの正式なデビュー作
  • ・ONEレーベルでのそのほかの作品
  • ・若者との交流で誕生したGeneration Gap
  • ・本当は高かった世代間の壁
  • ・フレッシュネス重視のTHE BLEND
  • ・コロナ禍を乗り越えて
  • ・ジャズ四方山交流会
  • ・怪我の功名
  • ・ベーシストが持つジレンマと付き合いながら
  • ・最後は海に行けばいい
  • ●チンさんの好きなジャズ・アルバム
  • ●鈴木良雄 参加作品リスト
1

●第1章 幼少時代~音楽一家に生まれて

2

・木曽福島に生まれ育った幼年期

3

・三味線~バイオリンと続いてきた鈴木家のルーツ

4

・バイオリンを習っていた小学生時代

5

・ストレスを感じた東京への引っ越し

6

・ウクレレに夢中になった中学時代

7

・四六時中ギターを弾いた高校時代

8

・ジャズへの道を開いた「テイク・ファイヴ」

9

・初恋……そして失恋

10

●第2章 プロ活動前夜~本格的に音楽の世界へ

11

・ジャズ研のオーディションというパンドラの箱

12

・独学でピアノの研究に励んだ1年目

13

・盟友となる増尾好秋の入部

14

・渡辺貞夫との運命的な出会い

15

・ベースへの転向のきっかけ

16

・愛称“チン"の由来

17

・破壊力抜群のタモリ登場

18

・すべての根源はダンモ研にあり

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●第3章 プロ黎明期~ベーシスト“チン"誕生

20

・ピアニストとしての下積み時代

21

・ベーシストとしての最初の仕事

22

・流れ着いたのはベースという運命

23

・プロ・ミュージシャンとしての洗礼

24

・初めてのアルバム・レコーディング

25

・渡辺貞夫バンドでの海外公演

26

・人間としての弱さが露呈

27

・最初のニューヨーク行きを断念

28

・渡辺貞夫とは正反対だった菊地雅章の音楽

29

・渡米前のさまざまなセッション・ワーク

30

・記念すべき初リーダー・アルバム『フレンズ』

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●第4章 ニューヨーク~激動の時代

32

・ついにニューヨークへ移住

33

・言葉や文化の違いによるとまどい

34

・ソニー・ロリンズとの2週間

35

・スタン・ゲッツとのカリフォルニア・ツアー

36

・アルバート・デイリーのドロン事件

37

・ニューヨークでの食住事情

38

・妻となる女性への熱烈アプローチ

39

・義父との一世一代の大勝負

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・マンハッタン・プラザでの夢のような生活

41

・衝撃的だったアート・ブレイキーの音

42

・アート・ブレイキーとのツアーの日々

43

・ジャズを押し上げたドラッグの力

44

・ひと悶着あったアート・ブレイキーとの来日公演

45

・リラックスした演奏ができなかったレコーディング

46

・太陽みたいだったアート・ブレイキー

47

・自我に目覚めたハーレムでの演奏

48

・マイルス・デイヴィスとの邂逅

49

・そのほかのレジェンダリーなミュージシャンとの交流

50

●第5章 帰国~自身の音楽を探求

51

・クラシックの作曲を学んで見えたもの

52

・アーティストとしての覚悟の芽生え

53

・ほかにはない音を提示できた『MATSURI』

54

・自分がバンドのボスとなって

55

・“アーティスト"としての姿を日本で披露

56

・鈴木良雄の音世界『モーニング・ピクチャー』

57

・フュージョンと16ビート

58

・日本への帰国前後のあれこれ

59

・日米の違いを感じた帰国直後

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・日本での初めてのグループ、MATSURI

61

・自分の思いが結実した『フェアリー・テイル』

62

・日米二重生活の終焉

63

・夢の自宅スタジオとその顛末

64

・作曲家的スタンスで作った『ザ・モーメント』

65

・イメージを具現化するバンド、イーストバウンス

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・ニューヨークのラジオでローテーション

67

・イーストバウンスでのアルバム作品

68

・イーストバウンス期のそのほかの活動

69

・ギターの森士郎とのデュオ作品

70

●第6章 新世紀を迎えて~現役音楽家として邁進

71

・運命的な巡り合い、BASS TALK

72

・BASS TALKでのEUツアー

73

・タモリらと設立したONEレーベル

74

・BASS TALKの正式なデビュー作

75

・ONEレーベルでのそのほかの作品

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・若者との交流で誕生したGeneration Gap

77

・本当は高かった世代間の壁

78

・フレッシュネス重視のTHE BLEND

79

・コロナ禍を乗り越えて

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・ジャズ四方山交流会

81

・怪我の功名

82

・ベーシストが持つジレンマと付き合いながら

83

・最後は海に行けばいい

84

●チンさんの好きなジャズ・アルバム

85

●鈴木良雄 参加作品リスト

商品詳細
商品説明 “チンさん”の愛称で国内ジャズ・シーンで親しまれている鈴木良雄は、1969年から73年にかけては渡辺貞夫や菊地雅章のグループで活躍し、1973年の渡米後は、スタン・ゲッツやアート・ブレイキーといった大物ジャズマンのレギュラー・ベーシストとして活動した重鎮ベーシスト。1985年の帰国後は、MATSURIやイーストバウンス、BASS TALK、Generation Gap、THE BLENDといった自身のグループを率いて精力的な演奏活動を展開し、喜寿を迎えた現在でもステージに立って新作CDをリリースするなど、衰えぬ音楽への愛と創作意欲を発揮する、日本ジャズ界のリーダー的存在だ。

本書は、そんな彼のこれまでの歩みを綴った自伝本。波乱万丈のジャズマン人生をときに面白おかしく、ときに真剣に振り返り、鈴木が何を夢見て生きてきたのか、そしてその信念とは何なのかを浮かび上がらせる。

“ベース歴0年”でいきなり国内トップのジャズ・グループに参加したのを皮切りに、本人曰く、“水みたいに流れやすいほうにどんどん流れ”ながら、国内のみならずジャズの本場でも活動し歴史の変換点を体感した著者だからこそ実感した、当時のジャズマンのリアルな姿、ジャズという音楽の背景にあるシビアな問題、そして、自身のアイデンティティを追求する大切さは、ジャズ・ファンのみならず多くの人にとっても興味深く読まれることだろう。
商品番号 F0225074
ジャンル 書籍・辞典
サイズ 四六
ページ数 240
著者 鈴木良雄
初版日 2024年01月19日 
ISBNコード 9784845639861

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