ピアノ演奏への道(音楽書)
創造的なピアノ教育について
Stylenote
3,080円(税込)
コンサートピアニストとして「ステージでの演奏」とは何かを熟知し、50年以上にわたる指導歴の中で数々の主要な国際ピアノコンクールの受賞者を輩出した著者。手の故障などで演奏を断念したピアニストをステージにカムバックさせる特別なメソッドを開発し、ピアニストの身体的・心理的特性も含む個性を最大限に開き、演奏表現へと繋ぐ方法を理論と実践両面において創り上げ、成果を出してきた創造的な提案の書。
- 収載内容
-
- はじめに
- 第1章 音楽とは
- 1 音楽というユニークな現象
- (1) 「音楽とは何か」を考えてみる
- (2)音楽における「形」と「イメージ」
- (3)音楽的なイントネーション
- 2 楽譜について
- (1)楽譜から作曲家のメッセージを読み取る
- (2)音楽の言語としての楽譜
- (3)エディションについて
- (1)エディションのタイプ・(2)フィンガリングについて・
- 第2章 メソッドとピアノ指導法のタイプ
- 1 ピアノメソッドの目的
- 2 ピアノメソッドの様々な側面
- 3 様々なタイプの生徒たち
- 4 コンサートピアニストの教育
- 第3章 ピアノ演奏テクニックについての考察
- 1 テクニックとは
- 2 「身体のパート」と「全身」の相互作用
- (1)演奏時の全身の筋肉のコネクションとエネルギーの循環
- (2)身体のポジションについての考え方
- (3)演奏時に身体が固くなる現象:原因と対策
- 3 タッチ・打鍵テクニックの基本
- (1)タッチ・打鍵とは
- (2)基本の手のフォーム
- (3)タッチ・打鍵における基本的な考え方
- 4 練習について
- (1)練習の目的。何を目標として練習するのか
- (2)聴くことによるコントロール
- (3)身体感覚によるコントロール
- (4)練習において避けた方が良いこと
- 第4章 演奏を原因とする手の障害
- 1 故障の主な原因
- 2 症状の発生・進行のプロセス
- 3 身体と演奏法を変え、不調を克服するには
- 4 ピアノ演奏の技術的な問題と手の故障などを克服した事例
- 第5章 ペダルについて
- 1 人の心に深い影響を与えるペダルの効果
- 2 ペダル用法の二つの側面
- 3 解釈と条件から導かれるペダルの用法の多様性
- 4 ペダル用法の現状と可能性
- 5 ペダルのタイプとその習得段階について
- 6 ペダリングのテクニックの問題を解決するには
- 7 ペダリングの実践上のポイント
- 8 足・踵のペダルに対する向きやポジションについて
- 9 左ペダル(una corda)の機能と使い方の問題
- 10 左のペダルに関する記述法の問題点
- 11 高度なペダルのテクニックについて
- 第6章 ピアノ教育における師弟関係
- 1 日本人のメンタリティーとピアノ教育
- 2 師弟間の相互関係
- ? 3 ピアノ教育の心理的側面
- 4 高い芸術的成果を生み出す師弟関係
- 第7章 音楽における美意識について
- 1 美における「好み」とは何か
- 2 美の教育は可能か
- 3 芸術における評価の二面性
- 4 日本人の持つ美的センス
- 5 美意識の教育
- 第8章 音楽の「今」とピアニストの新しい課題
- 1 異なる国や民族の文化と音楽言語
- 2 現代社会と音楽の様相
- 3 ピアノ演奏と教育の新しい課題
- Summary
- あとがき
1 はじめに
2 第1章 音楽とは
3 1 音楽というユニークな現象
4 (1) 「音楽とは何か」を考えてみる
5 (2)音楽における「形」と「イメージ」
6 (3)音楽的なイントネーション
7 2 楽譜について
8 (1)楽譜から作曲家のメッセージを読み取る
9 (2)音楽の言語としての楽譜
10 (3)エディションについて
11 (1)エディションのタイプ・(2)フィンガリングについて・
12 第2章 メソッドとピアノ指導法のタイプ
13 1 ピアノメソッドの目的
14 2 ピアノメソッドの様々な側面
15 3 様々なタイプの生徒たち
16 4 コンサートピアニストの教育
17 第3章 ピアノ演奏テクニックについての考察
18 1 テクニックとは
19 2 「身体のパート」と「全身」の相互作用
20 (1)演奏時の全身の筋肉のコネクションとエネルギーの循環
21 (2)身体のポジションについての考え方
22 (3)演奏時に身体が固くなる現象:原因と対策
23 3 タッチ・打鍵テクニックの基本
24 (1)タッチ・打鍵とは
25 (2)基本の手のフォーム
26 (3)タッチ・打鍵における基本的な考え方
27 4 練習について
28 (1)練習の目的。何を目標として練習するのか
29 (2)聴くことによるコントロール
30 (3)身体感覚によるコントロール
31 (4)練習において避けた方が良いこと
32 第4章 演奏を原因とする手の障害
33 1 故障の主な原因
34 2 症状の発生・進行のプロセス
35 3 身体と演奏法を変え、不調を克服するには
36 4 ピアノ演奏の技術的な問題と手の故障などを克服した事例
37 第5章 ペダルについて
38 1 人の心に深い影響を与えるペダルの効果
39 2 ペダル用法の二つの側面
40 3 解釈と条件から導かれるペダルの用法の多様性
41 4 ペダル用法の現状と可能性
42 5 ペダルのタイプとその習得段階について
43 6 ペダリングのテクニックの問題を解決するには
44 7 ペダリングの実践上のポイント
45 8 足・踵のペダルに対する向きやポジションについて
46 9 左ペダル(una corda)の機能と使い方の問題
47 10 左のペダルに関する記述法の問題点
48 11 高度なペダルのテクニックについて
49 第6章 ピアノ教育における師弟関係
50 1 日本人のメンタリティーとピアノ教育
51 2 師弟間の相互関係
52 ? 3 ピアノ教育の心理的側面
53 4 高い芸術的成果を生み出す師弟関係
54 第7章 音楽における美意識について
55 1 美における「好み」とは何か
56 2 美の教育は可能か
57 3 芸術における評価の二面性
58 4 日本人の持つ美的センス
59 5 美意識の教育
60 第8章 音楽の「今」とピアニストの新しい課題
61 1 異なる国や民族の文化と音楽言語
62 2 現代社会と音楽の様相
63 3 ピアノ演奏と教育の新しい課題
64 Summary
65 あとがき
- 商品詳細
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商品説明 ・音楽とはーー作曲家のメッセージを読み解く
・ピアノの為のアーティスティックなテクニック
・個人の身体と心の特性を生かすメソッド
・創造的な師弟関係
・音楽における趣味のよさを教育する
・全く新しいタイプの音楽作品へのアプローチ
・手の故障を克服してステージに返り咲くために
といった観点から、全ての知性あるピアニスト、学習者、ピアノ教育者へ、創造的な考え方を提案する。また、著者の20年以上にわたる日本におけるピアノ教育の経験と研究から、特に日本人の身体的・心理的な特性の傾向と対策についても触れられている。画期的なオリジナル日本語版。商品番号 F0224449 ジャンル 書籍・辞典 サイズ A5 ページ数 136 著者 ニキタ・ユジャニン 編著者 石井久美子、永木早知 初版日 2023年10月17日 ISBNコード 9784799802045