ワーグナーシュンポシオン 2022(音楽書)
特集 ワーグナー 研究から実践へ
アルテスパブリッシング
3,190円(税込)
日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌。巻頭鼎談は大野和士、ハイコ・ヘンチェル、舩木篤也が登場。特集ではワーグナー研究と後代の受容・創作・実践との関係をさぐる。
- 収載内容
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- ■巻頭 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》特別鼎談
- 大野和士(指揮者)/ハイコ・ヘンチェル(演出家)/舩木篤也(音楽評論家)(通訳:蔵原順子)
- まえがき(杉谷恭一)
- ■特集 ワーグナー 研究から実践へ
- R.ワーグナーの音楽と現代の音楽創造───《ラインの黄金》序奏と自作《重力波》第2セクションの分析・比較をもとに(夏田昌和)
- 『トーニオ・クレーガー』に見るトーマス・マンのワーグナー受容(松原良輔)
- 《神々の黄昏》初演稿復元の試み(岡田安樹浩)
- [連載『ワーグナースペクトラム』誌掲載論文]
- 「きょう歌った鳥には、好ましいくちばしが生えている」───1930年以降のバイロイトにおけるワーグナー歌唱の諸相(イェンス・マルテ・フィッシャー/杉谷恭一訳)
- ■エッセイ
- ワーグナーとフランスの芸術家たち(青柳いづみこ)
- コードネームから読み解く《トリスタンとイゾルデ》(三澤洋史)
- 病める月───トリスタンの陰画(松平あかね)
- ■上演報告
- バイロイト音楽祭報告2021(フランク・ピオンテク/山崎太郎訳)
- 国内ワーグナー上演2021(白石美雪)
- ■書評
- 国内ワーグナー文献2021(江口直光)
- 海外ワーグナー文献2021(フランク・ピオンテク/松原良輔訳)
- 執筆者紹介
- 日本ワーグナー協会2020年度活動記録
1 ■巻頭 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》特別鼎談
2 大野和士(指揮者)/ハイコ・ヘンチェル(演出家)/舩木篤也(音楽評論家)(通訳:蔵原順子)
3 まえがき(杉谷恭一)
4 ■特集 ワーグナー 研究から実践へ
5 R.ワーグナーの音楽と現代の音楽創造───《ラインの黄金》序奏と自作《重力波》第2セクションの分析・比較をもとに(夏田昌和)
6 『トーニオ・クレーガー』に見るトーマス・マンのワーグナー受容(松原良輔)
7 《神々の黄昏》初演稿復元の試み(岡田安樹浩)
8 [連載『ワーグナースペクトラム』誌掲載論文]
9 「きょう歌った鳥には、好ましいくちばしが生えている」───1930年以降のバイロイトにおけるワーグナー歌唱の諸相(イェンス・マルテ・フィッシャー/杉谷恭一訳)
10 ■エッセイ
11 ワーグナーとフランスの芸術家たち(青柳いづみこ)
12 コードネームから読み解く《トリスタンとイゾルデ》(三澤洋史)
13 病める月───トリスタンの陰画(松平あかね)
14 ■上演報告
15 バイロイト音楽祭報告2021(フランク・ピオンテク/山崎太郎訳)
16 国内ワーグナー上演2021(白石美雪)
17 ■書評
18 国内ワーグナー文献2021(江口直光)
19 海外ワーグナー文献2021(フランク・ピオンテク/松原良輔訳)
20 執筆者紹介
21 日本ワーグナー協会2020年度活動記録
- 商品詳細
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商品説明 『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。
「シュンポシオン」とは、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行われていた議論のことで、プラトンの対話篇『饗宴』の原題でもあります。
本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にしたいとの願いが、この誌名にこめられています。
本号では、まず巻頭鼎談として、コロナ禍のなか2021年11月に実現した新国立劇場の《ニュルンベルクのマイスタージンガー》上演について、指揮者・大野和士氏、演出家ハイコ・ヘンチェル氏と音楽評論家・舩木篤也氏が語りあいます。
特集は「ワーグナー 研究から実践へ」と題し、ワーグナー研究がいかに後代の受容・創作・実践に影響をおよぼしているかを、夏田昌和氏、松原良輔氏、岡田安樹浩氏の寄稿と独『ワーグナースペクトラム』誌に掲載されたJ.M.フィッシャー氏の論文(杉谷恭一訳)により考察します。
エッセイは、青柳いずみこ氏、三澤洋史氏、松平あかね氏がヴァラエティ豊かな3編を寄稿。
その他、国内上演報告、バイロイト上演報告、国内外の文献情報など盛りだくさんの内容となっています。商品番号 F0215458 ジャンル 書籍・辞典 サイズ A5 ページ数 196 編著者 日本ワーグナー協会 初版日 2022年07月31日 ISBNコード 9784865592610