作曲家・人と作品/バッハ(音楽書)
221720
音楽之友社
2,640円(税込)
高校生から一般音楽愛好家を対象に定番となった、大作曲家の伝記シリーズ22作目として、待望のバッハ伝登場! 既刊『バッハの四兄弟』が好評の著者が、最新の研究成果を反映し、バッハ像の「アップデイト」を試みる。
- 収載内容
-
- はじめに
- ◎序章 歴史と現代におけるバッハ
- 第一節 歴史におけるバッハ
- 第二節 変遷するバッハ像
- バッハ像とは/シュピッタ以前のバッハ像/シュピッタから第二次世界大戦までのバッハ像/
- 第二次世界大戦後のバッハ像/二十一世紀のバッハ像
- ■ 生涯篇 ■
- ◎第一章 幼年期から修行時代(一六八五~一七〇三)
- 第一節 バッハ一族
- 音楽一族の中のヨハン・セバスティアン
- 第二節 アイゼナハ時代
- 両親の結婚/町楽師という職業/バッハ家の子どもたち/ラテン語学校/父母の死/郷里での音楽経験
- 第三節 オールドルフ時代
- 兄ヨハン・クリストフ/学校生活/オルガニスト修行/リューネブルクへ
- 第四節 リューネブルク時代
- リューネブルク/ゲオルク・ベーム/ハンブルクとツェレ/伝統の継承/修行期を終える
- ◎第二章 アルンシュタットからミュールハウゼン時代(一七〇三~一七〇八)
- 第一節 最初のヴァイマル
- ザンガーハウゼンのオルガニスト志願/ヴァイマル宮廷のラカーイ/アルンシュタットでのオルガン試奏
- 第二節 アルンシュタット
- アルンシュタット/アルンシュタットとバッハ家/「新教会」のオルガニスト/
- オルガンのレッスン/新しい創作の試み/さまざまな軋轢を超えて/ミュールハウゼンへ
- 第三節 ミュールハウゼン
- 結婚と新婚生活/ミュールハウゼンのオルガニスト/再びヴァイマルへ
- ◎第三章 ヴァイマル時代(一七〇八~一七一七)
- 第一節 「宮廷楽師兼宮廷オルガニスト」として
- 宮廷楽団と多忙な職務/ヴァイマルでの生活/ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター/
- ハレ志願/音楽家としての成長/ヨハン・エルンスト公子
- 第二節 宮廷楽師長として
- 宮廷楽師長/新しい創作へ向けて/ケーテンへ/ルイ・マルシャンとの実現しなかった競演
- ◎第四章 ケーテン時代(一七一七~一七二三)
- 第一節 宮廷楽長の時代
- 領主レオポルトと宮廷楽団/宮廷楽長という仕事
- 第二節 妻の死と再婚
- ベルリンとのつながり/妻の死/ハンブルク志願/再婚/新しい夫婦像とふたつの家族/創作活動
- 第三節 ライプツィヒへ
- 「一介のカントル」になる理由/ケーテンでの残響
- ◎第五章 ライプツィヒ時代(一七二三~一七五〇)
- 第一節 教会音楽家としてのトーマスカントル
- 楽長の肩書をもったカントル/家庭の経済/学校教員として仕事/ライプツィヒの教会音楽/
- カントルとしての仕事/教会カンタータ/受難曲の演奏/カントルとしての一七三〇年以降の仕事
- 第二節 トーマス学校の職員としての仕事と家庭生活
- パウロ(大学)教会との軋轢/教会音楽の改善を求めて/旧友エールトマンへの手紙/プレフェクト(助手)任用問題/弟子
- 第三節 コレギウム・ムジクムの指揮者としての仕事
- バッハ以前のコレギウム・ムジクム/バッハ時代のコレギウム・ムジクム/指揮者としての活動/新たなる称号を求めて/自らで戦わない論争
- 第四節 作曲家あるいはオルガニストとしての仕事
- 出版事業/オルガン演奏家として/オルガンの鑑定と試奏
- 第五節 一七四〇年以降
- イタリア宗教音楽の研究/バッハ一族への思い/職務からの自己逃避/ベルリン旅行/
- 晩年の集大成/早すぎる後任選考/眼の病気と最後の筆跡/葬儀と埋葬/後任人事
- ◎第六章 バッハの死後から現代まで
- 第一節 バッハの死後
- 遺産分割/残された楽譜の相続
- 第二節 バッハの子孫
- バッハの妻と娘たち(女性たち)/バッハの息子たち/バッハの孫
- 第三節 十八世紀後半以降から二十一世紀のバッハ受容
- バッハ作品の出版/ベルリンのバッハ・コレクション/次男エマヌエルの遺産/バッハ協会と(旧)バッハ全集/新バッハ協会/
- 《新バッハ全集》(改訂版) NBAREV/『バッハ・ドクメンテ Bach-Dokumente』/『バッハ文献目録 Bach Bibliography』/
- 『バッハ・デジタル』/《エクスペディツィオン・バッハ Expedition Bach》/
- 旧ソ連地域での資料調査/作品目録/《バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ》
- ■ 作品篇 ■
- ◎声楽曲
- 1 教会カンタータ
- 2 世俗カンタータ
- 3 モテット
- 4 ミサ曲、マニフィカト
- 5 受難曲、オラトリオ
- 6 コラールと宗教歌
- 7 歌詞ならびに台本の作者
- ◎器楽曲
- 8 オルガン曲
- 9 クラヴィーア曲
- 10 室内楽曲
- 11 管弦楽曲
- 12 カノン、《音楽の捧げもの》、《フーガの技法》
- おわりに
- ■ 資料篇 ■
- 主要参考文献/作品一覧/バッハ年譜(生涯と作品)/人名索引
1 はじめに
2 ◎序章 歴史と現代におけるバッハ
3 第一節 歴史におけるバッハ
4 第二節 変遷するバッハ像
5 バッハ像とは/シュピッタ以前のバッハ像/シュピッタから第二次世界大戦までのバッハ像/
6 第二次世界大戦後のバッハ像/二十一世紀のバッハ像
7 ■ 生涯篇 ■
8 ◎第一章 幼年期から修行時代(一六八五~一七〇三)
9 第一節 バッハ一族
10 音楽一族の中のヨハン・セバスティアン
11 第二節 アイゼナハ時代
12 両親の結婚/町楽師という職業/バッハ家の子どもたち/ラテン語学校/父母の死/郷里での音楽経験
13 第三節 オールドルフ時代
14 兄ヨハン・クリストフ/学校生活/オルガニスト修行/リューネブルクへ
15 第四節 リューネブルク時代
16 リューネブルク/ゲオルク・ベーム/ハンブルクとツェレ/伝統の継承/修行期を終える
17 ◎第二章 アルンシュタットからミュールハウゼン時代(一七〇三~一七〇八)
18 第一節 最初のヴァイマル
19 ザンガーハウゼンのオルガニスト志願/ヴァイマル宮廷のラカーイ/アルンシュタットでのオルガン試奏
20 第二節 アルンシュタット
21 アルンシュタット/アルンシュタットとバッハ家/「新教会」のオルガニスト/
22 オルガンのレッスン/新しい創作の試み/さまざまな軋轢を超えて/ミュールハウゼンへ
23 第三節 ミュールハウゼン
24 結婚と新婚生活/ミュールハウゼンのオルガニスト/再びヴァイマルへ
25 ◎第三章 ヴァイマル時代(一七〇八~一七一七)
26 第一節 「宮廷楽師兼宮廷オルガニスト」として
27 宮廷楽団と多忙な職務/ヴァイマルでの生活/ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター/
28 ハレ志願/音楽家としての成長/ヨハン・エルンスト公子
29 第二節 宮廷楽師長として
30 宮廷楽師長/新しい創作へ向けて/ケーテンへ/ルイ・マルシャンとの実現しなかった競演
31 ◎第四章 ケーテン時代(一七一七~一七二三)
32 第一節 宮廷楽長の時代
33 領主レオポルトと宮廷楽団/宮廷楽長という仕事
34 第二節 妻の死と再婚
35 ベルリンとのつながり/妻の死/ハンブルク志願/再婚/新しい夫婦像とふたつの家族/創作活動
36 第三節 ライプツィヒへ
37 「一介のカントル」になる理由/ケーテンでの残響
38 ◎第五章 ライプツィヒ時代(一七二三~一七五〇)
39 第一節 教会音楽家としてのトーマスカントル
40 楽長の肩書をもったカントル/家庭の経済/学校教員として仕事/ライプツィヒの教会音楽/
41 カントルとしての仕事/教会カンタータ/受難曲の演奏/カントルとしての一七三〇年以降の仕事
42 第二節 トーマス学校の職員としての仕事と家庭生活
43 パウロ(大学)教会との軋轢/教会音楽の改善を求めて/旧友エールトマンへの手紙/プレフェクト(助手)任用問題/弟子
44 第三節 コレギウム・ムジクムの指揮者としての仕事
45 バッハ以前のコレギウム・ムジクム/バッハ時代のコレギウム・ムジクム/指揮者としての活動/新たなる称号を求めて/自らで戦わない論争
46 第四節 作曲家あるいはオルガニストとしての仕事
47 出版事業/オルガン演奏家として/オルガンの鑑定と試奏
48 第五節 一七四〇年以降
49 イタリア宗教音楽の研究/バッハ一族への思い/職務からの自己逃避/ベルリン旅行/
50 晩年の集大成/早すぎる後任選考/眼の病気と最後の筆跡/葬儀と埋葬/後任人事
51 ◎第六章 バッハの死後から現代まで
52 第一節 バッハの死後
53 遺産分割/残された楽譜の相続
54 第二節 バッハの子孫
55 バッハの妻と娘たち(女性たち)/バッハの息子たち/バッハの孫
56 第三節 十八世紀後半以降から二十一世紀のバッハ受容
57 バッハ作品の出版/ベルリンのバッハ・コレクション/次男エマヌエルの遺産/バッハ協会と(旧)バッハ全集/新バッハ協会/
58 《新バッハ全集》(改訂版) NBAREV/『バッハ・ドクメンテ Bach-Dokumente』/『バッハ文献目録 Bach Bibliography』/
59 『バッハ・デジタル』/《エクスペディツィオン・バッハ Expedition Bach》/
60 旧ソ連地域での資料調査/作品目録/《バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ》
61 ■ 作品篇 ■
62 ◎声楽曲
63 1 教会カンタータ
64 2 世俗カンタータ
65 3 モテット
66 4 ミサ曲、マニフィカト
67 5 受難曲、オラトリオ
68 6 コラールと宗教歌
69 7 歌詞ならびに台本の作者
70 ◎器楽曲
71 8 オルガン曲
72 9 クラヴィーア曲
73 10 室内楽曲
74 11 管弦楽曲
75 12 カノン、《音楽の捧げもの》、《フーガの技法》
76 おわりに
77 ■ 資料篇 ■
78 主要参考文献/作品一覧/バッハ年譜(生涯と作品)/人名索引
- 商品詳細
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商品番号 F0195674 ジャンル 書籍・辞典 サイズ B6変 ページ数 336 著者 久保田慶一 初版日 2021年04月12日 ISBNコード 9784276221727