マエストロ、ようこそ(音楽書)
210050/日本クラシック界に歴史を刻む大芸術家たちと舞台芸術

音楽之友社

2,200(税込)

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クライバー、バレンボイム、メータ、ベジャールらから絶大な 信頼を得て、日本のオペラ・舞台芸術界を牽引してきた辣腕プ ロデューサーが明かした大巨匠たちとの交流と公演の記録。

収載内容

  • 出版に寄せて(ダニエル・バレンボイム)
  • まえがき
  • ■Prologue(マエストロ、ようこそ)
  • 第1章 晩年のクライバーとの交流
  • 幻のウィーン・フィル・コンサート・イン・ジャパン/ファストフードを共に嗜んだ92年のお忍び旅行
  • 二人の名匠が偶然同乗! チェリビダッケと一触即発?/ギャラは特製リムジン!ドイツでの特別演奏会
  • 父エーリッヒとの思い出語った96年クライバー最後の来日/最後の指揮は、観光地での限られた聴衆向けコンサート
  • 最愛の妻を亡くし絶望の淵にあったマエストロ/巨星墜つ―世界中を駆け巡った訃報
  • 自らの死期を悟り、妻の眠るコンシチャへ?/ 墓参りのため30年にわたる思い出を胸にスロヴェニアへ
  • 第2章 オーケストラの魔術師たち
  • 芸術性と娯楽性を融合させた才人プレヴィン[ロンドン交響楽団1975年]
  • バーンスタイン、マーラーの第9番で凄絶な名演[イスラエル・フィル1985年]
  • 天才肌で神経過敏なクライバー[バイエルン州立歌劇場管弦楽団1986年]/豪華アーティスト、バレリーナたちとの交流
  • 名手ゲルハルト・ヘッツエル[ウィーン室内合奏団1982年~]
  • 天真爛漫な天才バレンボイムと出会う[パリ管弦楽団1984年~]
  • 赤ん坊が泣いてチケットが売れる[ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会 1987年]
  • 東奔西走のバレンボイム[テルアビブ音楽祭、バイロイト音楽祭1987年]
  • オペラ・バスティーユ解任、ベルリン国立歌劇場、シカゴ響へ
  • 東洋的な仁者メータと終生の友となる[イスラエル・フィル 1988年~]
  • ■ACT1(来日オペラ黎明期~文化が根付くまで)
  • 第3章 究極のオペラ探る旅路へ 名門歌劇場の初来日ラッシュ
  • ●クワドリ指揮、東敦子主演《蝶々夫人》[1973年]
  • オペラ指揮者の職人芸に触れる
  • ●バイエルン州立歌劇場[1974年]
  • 歌劇場の規模の違いを実感/フネケ氏から学んだオペラの舞台技術
  • 爆弾騒ぎの中、クライバーと出会う/演出家レンネルト氏、アングラ劇に夢中に
  • ●英国ロイヤル・オペラ[1979年]
  • シェイクスピアの国の演劇力で圧倒/ベル・カント歌唱の極致、カバリエ
  • ●ウィーン国立歌劇場[1980年]
  • プロデューサー業も本格的に開始/老舗の誇りでモーツァルト、R・シュトラウス軸に
  • シュタインと楽団員の職人魂/圧倒的な迫力で迫るニルソンとグルベローヴァ
  • ベームに迫られ、《君が代》を歌う/巨匠ベーム、最後の日本公演
  • ●ミラノ・スカラ座[1981年]
  • 規格外の巨大な舞台装置をまるごと日本へ/200人の外国人エキストラを集める
  • ゼッフィレッリ&クライバーで圧巻の《オテロ》/屋根裏部屋、一瞬にしてカルチェ・ラタンに
  • ミスター・スピーディーの“商標"を得る
  • 第4章 巨大な山嶺、ワーグナーに挑む
  • ●ベルリン・ドイツ・オペラ[1987年]
  • フリードリヒ「トンネル・リング」との遭遇/歌舞伎への思い蘇り、超大作に挑む
  • 上演不可能? 会場巡って問題勃発/神奈川県民ホールに望みを託す
  • 禍を転じて福となす、新発想の「トンネル」誕生/ホールと一体の祝祭空間作り
  • 大王とルネ・コロとの確執を間近に/《君が代》演奏で抗議の電話殺到
  • リゲンツァ、サルミネン等々、ワーグナー歌手勢揃い/コロ、不調を克服した熱演で喝采
  • ■ACT2(来日オペラ最盛期)
  • 第5章 個性を競い合う名門歌劇場
  • ●英国ロイヤル・オペラ[1986年]
  • オブラスツォワ突然のキャンセル/絶不調のカレーラスをバルツァとなだめる
  • ●メトロポリタン歌劇場[1988年]
  • “名誉挽回"図るMETの再来日が決定/MET vs スカラ座、ライバルと競ってこそ商売繁盛
  • スター歌手勢揃いのMET日本公演、華々しく開幕
  • ●ミラノ・スカラ座[1988年]
  • クライバー突然のキャンセル通告/クライバー説得にニューヨークへ/ロイヤル・オペラ、ハイティンクの協力を得る
  • ミラノからミュンヘン、悪夢のアルプス越え/ムーティ体制によるスカラ座新時代
  • クライバーに至上の敬意示すムーティ/マゼールとクライバーのミステリアスな邂逅
  • ゼッフィレッリ初来日! クライバーとの友情復活/ロバが歌った!?/ハプニング続出の《ボエーム》
  • ●ウィーン国立歌劇場[1989年]
  • 華々しくアバド時代が開幕/鬼才ロンコーニの演出と映像のトラブル続き
  • 《ヴォツェック》 が老舗歌劇場の字幕導入促す/クライバーとアバド、“先陣争い"で思惑
  • キャンセルの続いた《魔笛》、二人の「タミーノ」の人生/ウィーン・フィル、バレエの装置に囲まれ練習
  • 第6章 20世紀の掉尾を飾るオペラの饗宴
  • ●英国ロイヤル・オペラ[1992年]
  • 演劇の国の力を再認識/オペラとバレエの“宝石箱"
  • ●ベルリン・ドイツ・オペラ[1993年]
  • 「未完の大器」ティーレマン初登場/大王は骨の髄まで“劇場人"/ワーグナーの芸術、より身近に
  • ●ウィーン国立歌劇場[1994年]
  • タルコフスキー演出の《ボリス》登場/驚異の回り舞台! 生涯最高の《フィガロ》
  • 《こうもり》のセットでNHKの歌謡ショー/史上最高水準の入場料オペラ芸術への理解を求めて
  • 一世一代! クライバー最後のオペラ《ばらの騎士》/6公演で3000万円? 著作権料をめぐる裁判劇
  • トラブル続発の《ばらの騎士》最終日に起きた奇跡/多忙を極めついに入院!マエストロたちからの激励
  • 第7章 世紀の変わり目 オペラの新時代
  • ●ミラノ・スカラ座[1995年]
  • ムーティ帝国の本格的幕開け スカラ座の第三次日本公演/ムーティ念願の《椿姫》を四半世紀ぶりに復活
  • ●フィレンツェ歌劇場[1996年]
  • メータ、日本で初のオペラ指揮
  • ●ベルリン国立歌劇場[1997年]
  • バレンボイム、オペラでも世界を席巻/新進指揮者ヴァイグレ、バスのルネ・パーぺ日本デビュー
  • 《ヴォツェック》の字幕を巡ってシェローと一悶着
  • ●ベルリン・ドイツ・オペラ[1998年]
  • 大王が三度目登場、ティーレマン音楽総監督に!/「絵を描きながら算数をする」のが“劇場人"
  • ●ミラノ・スカラ座[2000年]
  • バブル崩壊後の沈滞 演目巡って一波乱?
  • ●ウィーン国立歌劇場[2000年]
  • 名門歌劇場の栄光にも陰り/初演の指揮者ガーディナー来日せず
  • スターたちの競演の裏でハプニングが続出!/たかが朝食、されど朝食
  • ●フィレンツェ歌劇場[2001年]
  • 映画監督チャン・イーモウと指揮者メータの出会い
  • ●バイエルン州立歌劇場[2001年]
  • コンヴィチュニー、ムスバッハ、「読み替え」演出の時代に
  • ●ベルリン国立歌劇場[2002年]
  • 二度目の《リング》では生涯の友が巨匠の風格/NBS退団へ
  • ■Epilogue(修業時代・オペラへの道 次代への思い)
  • 第8章 演劇への道 裏方の修業時代
  • 花柳界を揺り籠に/舞台への旅立ち/我が師匠・佐々木忠次氏との出会い
  • 卒業記念でモーツァルト《イドメネオ》日本初演/東宝入社、歌舞伎やミュージカルの舞台を経験
  • ハワイ大学留学、劇場英語習得/世界一周で知った本場の舞台/帝国劇場・国立劇場開場と人間国宝・中村歌右衛門
  • アメリカン・バレエ・シアター初来日公演/ミュージカル『ラ・マンチャの男』『スカーレット』
  • 第9章 舞踊への道 バレエに魅せられて
  • 初めて東京バレエ団の海外公演に同行/パリ・オペラ座、英国ロイヤル等々名門バレエ団の相次ぐ来日
  • アロンソ、フォンティーン、プリセツカヤが「バレエ・フェス」に結集/「世界バレエ・フェス」千秋楽と日航機墜落
  • 玉三郎、バリシニコフ、ヌレエフ、ギエム、熊川哲也ら続々と/舞踊の巨人ベジャールと/20世紀バレエ団
  • ベジャールの『ボレロ』登場/黛敏郎の音楽で『忠臣蔵』をバレエ化した『ザ・カブキ』
  • 『M』に託したドンと三島由紀夫の“死"/ノイマイヤー、キリヤン、そしてベジャールの『第九交響曲』
  • 第10章 美学と感動の伝承 第二の人生始まる
  • ●昭和音楽大学で教鞭
  • ベジャールから励ましの言葉/昭和音大から誘いがかかる/クライバーの言葉で決意新たに「舞台芸術概論」開講
  • 世界中の第一人者たちを招きオペラ・シンポジウム/超大物講師が来日! ゲルブとコンヴィチュニー
  • ●マエストロたちとの交流続く
  • メータと東日本大震災 感動のスピーチ/バレンボイムとウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
  • ドゥダメル、ハーディング、若き指揮者たちとの日々/話題を席巻! バレンボイム「ブルックナー・ツィクルス」
  • ●長い舞台生活に導かれて演出家に
  • 演出家のキャリアスタート 杉乃井ホテル/麻実れい、佐藤しのぶとの出会い
  • 《メリー・ウィドウ》演出で三位一体めざす/美術から振付まで 究極の職人芸を結集
  • 再び佐渡裕のオペレッタで《こうもり》演出/福岡文化財団とNCBコンサート
  • あとがき
1

出版に寄せて(ダニエル・バレンボイム)

2

まえがき

3

■Prologue(マエストロ、ようこそ)

4

第1章 晩年のクライバーとの交流

5

幻のウィーン・フィル・コンサート・イン・ジャパン/ファストフードを共に嗜んだ92年のお忍び旅行

6

二人の名匠が偶然同乗! チェリビダッケと一触即発?/ギャラは特製リムジン!ドイツでの特別演奏会

7

父エーリッヒとの思い出語った96年クライバー最後の来日/最後の指揮は、観光地での限られた聴衆向けコンサート

8

最愛の妻を亡くし絶望の淵にあったマエストロ/巨星墜つ―世界中を駆け巡った訃報

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自らの死期を悟り、妻の眠るコンシチャへ?/ 墓参りのため30年にわたる思い出を胸にスロヴェニアへ

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第2章 オーケストラの魔術師たち

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芸術性と娯楽性を融合させた才人プレヴィン[ロンドン交響楽団1975年]

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バーンスタイン、マーラーの第9番で凄絶な名演[イスラエル・フィル1985年]

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天才肌で神経過敏なクライバー[バイエルン州立歌劇場管弦楽団1986年]/豪華アーティスト、バレリーナたちとの交流

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名手ゲルハルト・ヘッツエル[ウィーン室内合奏団1982年~]

15

天真爛漫な天才バレンボイムと出会う[パリ管弦楽団1984年~]

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赤ん坊が泣いてチケットが売れる[ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会 1987年]

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東奔西走のバレンボイム[テルアビブ音楽祭、バイロイト音楽祭1987年]

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オペラ・バスティーユ解任、ベルリン国立歌劇場、シカゴ響へ

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東洋的な仁者メータと終生の友となる[イスラエル・フィル 1988年~]

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■ACT1(来日オペラ黎明期~文化が根付くまで)

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第3章 究極のオペラ探る旅路へ 名門歌劇場の初来日ラッシュ

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●クワドリ指揮、東敦子主演《蝶々夫人》[1973年]

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オペラ指揮者の職人芸に触れる

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●バイエルン州立歌劇場[1974年]

25

歌劇場の規模の違いを実感/フネケ氏から学んだオペラの舞台技術

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爆弾騒ぎの中、クライバーと出会う/演出家レンネルト氏、アングラ劇に夢中に

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●英国ロイヤル・オペラ[1979年]

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シェイクスピアの国の演劇力で圧倒/ベル・カント歌唱の極致、カバリエ

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●ウィーン国立歌劇場[1980年]

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プロデューサー業も本格的に開始/老舗の誇りでモーツァルト、R・シュトラウス軸に

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シュタインと楽団員の職人魂/圧倒的な迫力で迫るニルソンとグルベローヴァ

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ベームに迫られ、《君が代》を歌う/巨匠ベーム、最後の日本公演

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●ミラノ・スカラ座[1981年]

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規格外の巨大な舞台装置をまるごと日本へ/200人の外国人エキストラを集める

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ゼッフィレッリ&クライバーで圧巻の《オテロ》/屋根裏部屋、一瞬にしてカルチェ・ラタンに

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ミスター・スピーディーの“商標"を得る

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第4章 巨大な山嶺、ワーグナーに挑む

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●ベルリン・ドイツ・オペラ[1987年]

39

フリードリヒ「トンネル・リング」との遭遇/歌舞伎への思い蘇り、超大作に挑む

40

上演不可能? 会場巡って問題勃発/神奈川県民ホールに望みを託す

41

禍を転じて福となす、新発想の「トンネル」誕生/ホールと一体の祝祭空間作り

42

大王とルネ・コロとの確執を間近に/《君が代》演奏で抗議の電話殺到

43

リゲンツァ、サルミネン等々、ワーグナー歌手勢揃い/コロ、不調を克服した熱演で喝采

44

■ACT2(来日オペラ最盛期)

45

第5章 個性を競い合う名門歌劇場

46

●英国ロイヤル・オペラ[1986年]

47

オブラスツォワ突然のキャンセル/絶不調のカレーラスをバルツァとなだめる

48

●メトロポリタン歌劇場[1988年]

49

“名誉挽回"図るMETの再来日が決定/MET vs スカラ座、ライバルと競ってこそ商売繁盛

50

スター歌手勢揃いのMET日本公演、華々しく開幕

51

●ミラノ・スカラ座[1988年]

52

クライバー突然のキャンセル通告/クライバー説得にニューヨークへ/ロイヤル・オペラ、ハイティンクの協力を得る

53

ミラノからミュンヘン、悪夢のアルプス越え/ムーティ体制によるスカラ座新時代

54

クライバーに至上の敬意示すムーティ/マゼールとクライバーのミステリアスな邂逅

55

ゼッフィレッリ初来日! クライバーとの友情復活/ロバが歌った!?/ハプニング続出の《ボエーム》

56

●ウィーン国立歌劇場[1989年]

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華々しくアバド時代が開幕/鬼才ロンコーニの演出と映像のトラブル続き

58

《ヴォツェック》 が老舗歌劇場の字幕導入促す/クライバーとアバド、“先陣争い"で思惑

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キャンセルの続いた《魔笛》、二人の「タミーノ」の人生/ウィーン・フィル、バレエの装置に囲まれ練習

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第6章 20世紀の掉尾を飾るオペラの饗宴

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●英国ロイヤル・オペラ[1992年]

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演劇の国の力を再認識/オペラとバレエの“宝石箱"

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●ベルリン・ドイツ・オペラ[1993年]

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「未完の大器」ティーレマン初登場/大王は骨の髄まで“劇場人"/ワーグナーの芸術、より身近に

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●ウィーン国立歌劇場[1994年]

66

タルコフスキー演出の《ボリス》登場/驚異の回り舞台! 生涯最高の《フィガロ》

67

《こうもり》のセットでNHKの歌謡ショー/史上最高水準の入場料オペラ芸術への理解を求めて

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一世一代! クライバー最後のオペラ《ばらの騎士》/6公演で3000万円? 著作権料をめぐる裁判劇

69

トラブル続発の《ばらの騎士》最終日に起きた奇跡/多忙を極めついに入院!マエストロたちからの激励

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第7章 世紀の変わり目 オペラの新時代

71

●ミラノ・スカラ座[1995年]

72

ムーティ帝国の本格的幕開け スカラ座の第三次日本公演/ムーティ念願の《椿姫》を四半世紀ぶりに復活

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●フィレンツェ歌劇場[1996年]

74

メータ、日本で初のオペラ指揮

75

●ベルリン国立歌劇場[1997年]

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バレンボイム、オペラでも世界を席巻/新進指揮者ヴァイグレ、バスのルネ・パーぺ日本デビュー

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《ヴォツェック》の字幕を巡ってシェローと一悶着

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●ベルリン・ドイツ・オペラ[1998年]

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大王が三度目登場、ティーレマン音楽総監督に!/「絵を描きながら算数をする」のが“劇場人"

80

●ミラノ・スカラ座[2000年]

81

バブル崩壊後の沈滞 演目巡って一波乱?

82

●ウィーン国立歌劇場[2000年]

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名門歌劇場の栄光にも陰り/初演の指揮者ガーディナー来日せず

84

スターたちの競演の裏でハプニングが続出!/たかが朝食、されど朝食

85

●フィレンツェ歌劇場[2001年]

86

映画監督チャン・イーモウと指揮者メータの出会い

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●バイエルン州立歌劇場[2001年]

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コンヴィチュニー、ムスバッハ、「読み替え」演出の時代に

89

●ベルリン国立歌劇場[2002年]

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二度目の《リング》では生涯の友が巨匠の風格/NBS退団へ

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■Epilogue(修業時代・オペラへの道 次代への思い)

92

第8章 演劇への道 裏方の修業時代

93

花柳界を揺り籠に/舞台への旅立ち/我が師匠・佐々木忠次氏との出会い

94

卒業記念でモーツァルト《イドメネオ》日本初演/東宝入社、歌舞伎やミュージカルの舞台を経験

95

ハワイ大学留学、劇場英語習得/世界一周で知った本場の舞台/帝国劇場・国立劇場開場と人間国宝・中村歌右衛門

96

アメリカン・バレエ・シアター初来日公演/ミュージカル『ラ・マンチャの男』『スカーレット』

97

第9章 舞踊への道 バレエに魅せられて

98

初めて東京バレエ団の海外公演に同行/パリ・オペラ座、英国ロイヤル等々名門バレエ団の相次ぐ来日

99

アロンソ、フォンティーン、プリセツカヤが「バレエ・フェス」に結集/「世界バレエ・フェス」千秋楽と日航機墜落

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玉三郎、バリシニコフ、ヌレエフ、ギエム、熊川哲也ら続々と/舞踊の巨人ベジャールと/20世紀バレエ団

101

ベジャールの『ボレロ』登場/黛敏郎の音楽で『忠臣蔵』をバレエ化した『ザ・カブキ』

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『M』に託したドンと三島由紀夫の“死"/ノイマイヤー、キリヤン、そしてベジャールの『第九交響曲』

103

第10章 美学と感動の伝承 第二の人生始まる

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●昭和音楽大学で教鞭

105

ベジャールから励ましの言葉/昭和音大から誘いがかかる/クライバーの言葉で決意新たに「舞台芸術概論」開講

106

世界中の第一人者たちを招きオペラ・シンポジウム/超大物講師が来日! ゲルブとコンヴィチュニー

107

●マエストロたちとの交流続く

108

メータと東日本大震災 感動のスピーチ/バレンボイムとウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団

109

ドゥダメル、ハーディング、若き指揮者たちとの日々/話題を席巻! バレンボイム「ブルックナー・ツィクルス」

110

●長い舞台生活に導かれて演出家に

111

演出家のキャリアスタート 杉乃井ホテル/麻実れい、佐藤しのぶとの出会い

112

《メリー・ウィドウ》演出で三位一体めざす/美術から振付まで 究極の職人芸を結集

113

再び佐渡裕のオペレッタで《こうもり》演出/福岡文化財団とNCBコンサート

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あとがき

商品詳細
商品番号 F0194007
ジャンル 書籍・辞典
サイズ 四六
ページ数 256
著者 広渡勲
編著者 編集協力:上坂樹
初版日 2020年12月31日 
ISBNコード 9784276210059

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