礒山雅随想集 神の降り立つ楽堂にて(音楽書)

アルテスパブリッシング

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「住友生命いずみホール」開館から30年、音楽ディレクターとして演奏会企画を牽引。ホール運営の現場に飛びこんだ世界的バッハ学者は、聴衆にどんな音楽体験を提供しようとしたのか──。

収載内容

  • はじめに
  • 第1部 礒山雅といずみホールの三〇年
  • 1 音楽学者のいるコンサートホール(森岡めぐみ)
  • ◇礒山雅といずみホールの歴史
  • “音楽の泉"を豊かに湧き出させたい
  • 女神とともに
  • ◇ドラマトゥルクとしての音楽ディレクター
  • わかりやすさ
  • 音楽の不思議
  • 字幕考
  • ◇組織と音楽ディレクター、芸術性の独立
  • 金融危機
  • 定期演奏会めぐり
  • ◇いずみホールの企画
  • シリーズ企画をつくっていくこと
  • 企画の時代
  • 層の厚さ
  • ◇いずみホールの聴衆
  • 2 コンサートを創造する(住友生命いずみホール)
  • ◇いずみホールとオルガン企画
  • ◇心血注いだJ.S.バッハ作品企画
  • いずみホールとBCJは、同い年
  • ◇“リフキン方式"への傾倒
  • ◇バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒとの出会い
  • ◇「バッハ・オルガン作品連続演奏会」がスタート
  • ◇「バッハ・オルガン作品全曲演奏会」に挑む
  • ◇演奏会はこのようにおこなわれた
  • ◇最終回〈永遠への架け橋〉に到達する
  • ◇シリーズ終了とその後
  • 第2部 そこには音楽の神様が──礒山雅エッセイ集
  • ◇甦る最期のきらめき
  • 楽才、ふたたび燃え上がり
  • 心はずみ、次々に《舞曲》
  • 《魔笛》で人間性の理想歌う
  • 不遇の大作《皇帝ティトの慈悲》
  • 明暗の両極行き来し《レクイエム》
  • 一二月五日、永遠への旅立ち
  • ウィーン音楽の本当の味わいを──室内楽中心のフェスティバルで
  • ◇ひとしずくの音
  • 耳を澄ますこと
  • リラックスしよう
  • わがままな音楽の聴き方を
  • ひどいのなんのって!
  • ◇新・ひとしずくの音
  • リラックスして「耳を澄ます」
  • われわれのオペラを
  • コンクール考
  • 字幕の効用
  • 音楽は若さを保つ
  • 宗教的心情
  • ◇新世紀へのバッハ
  • 伝記の始まり
  • 目を酷使して
  • BWV番号について
  • 「包容力」の秘密
  • バッハはどんな演奏をしていたか
  • 「バッハの受容」──どう受け入れられてきたか
  • 二つの受難曲
  • 卓越したデザイン──ゴルトベルク変奏曲
  • 一〇周年記念 一〇年の人生を生きてきたいずみホール
  • 「声」の芸術の極致──モテット
  • 《無伴奏チェロ組曲》立体的で奥行きのある世界
  • ジャズになったバッハ
  • 生涯の総仕上げ──《ロ短調ミサ曲》
  • ◇メイキング・オブ・新世紀のバッハ
  • 四人で歌うカンタータ 「~精選~バッハ/カンタータへの招待」
  • カンタータ・シリーズVol.1の勝負は、第140番
  • カンタータ・シリーズVol.1を終えて──
  • 齢を重ねてますます燃えさかる、バッハの実験精神!
  • 「カンタータへの招待Vol.2」の曲目が決まりました
  • 感動の声たくさん──立川と松本での「四人カンタータ」
  • カンタータを聴く上で、歌詞はたいへん重要です
  • 成果充分。「四人カンタータ」の面白さに深入りしそうです
  • バッハの柔軟性
  • いずみホールとBCJは、同い年
  • 速報! 二〇〇四年秋の大企画
  • 世俗カンタータ二曲を、たっぷりとお楽しみください
  • バッハのカンタータの最高傑作は何か
  • 「1パート一人」説の生みの親・ジョシュア・リフキンさんが来日
  • バッハのカンタータ、オリジナル・パート譜を発見
  • カンタータゆかりの地を訪ねました
  • ジョシュア・リフキン氏を迎えて記者発表を行いました
  • 「結婚カンタータ」復元作業の、どこがむずかしいか
  • 幻の結婚カンタータ復元コンサートの成果
  • バッハ演奏は量より質へ──「リフキン説」を検証する
  • カンタータ演奏の実践から研究へ
  • ふるさとに帰る
  • ◇音楽は語る
  • ワイマールで発見された、バッハの未知の名曲アリア
  • 演奏に最善を尽くし、心を傾ける。そこには、音楽の神様が……
  • モーツァルト:交響曲第41番ハ長調《ジュピター》K551
  • 音量主義を排する
  • 自分で考える
  • 名曲とは
  • 心に出会う旅
  • もったいない
  • ライプツィヒ?
  • みんなが主役
  • 弦楽四重奏への波
  • 世代のこと
  • アンコール
  • 原典にふさわしい演奏──グループ間の対話
  • 喜劇と悲劇
  • 集中へのこだわり
  • 時間と音楽
  • 読み直す醍醐味
  • 名指揮者ランキング
  • 二〇周年挨拶 筋の通った企画を貫きたい、という思いでやってきました
  • 年齢
  • 早朝のバロック
  • 午後二時からの歌謡曲
  • バッハの主張
  • 新しいものとの出会い
  • 高齢化を歓迎しつつ
  • 記憶
  • 「最終回」
  • 拍手
  • 楽興の時
  • 初めての人
  • モーツァルトの愛
  • 背後から響く音楽
  • 作品の「顔」
  • 美談はいらない
  • 日本大好き
  • 悲観と楽観
  • 温故知新
  • 名曲
  • 昔といま
  • 晩年の名曲は失意のうちに生み出されたのか?──モーツァルト・シリーズ最終年を迎えて
  • 七年目
  • 歴史への想像力
  • 連帯の課題
  • 世代交代
  • YouTubeの時代
  • 選び抜かれた音
  • ホールを奏でる
  • 拍手再考
  • 勝負曲
  • ウィーン流
  • 死と再生
  • 光まばゆい《聖母マリアの夕べの祈り》──マリア崇敬の一大記念碑 その魅力に迫る
  • おわりに
  • ◇礒山雅・いずみホール企画年表 1990?2020年度
1

はじめに

2

第1部 礒山雅といずみホールの三〇年

3

1 音楽学者のいるコンサートホール(森岡めぐみ)

4

◇礒山雅といずみホールの歴史

5

“音楽の泉"を豊かに湧き出させたい

6

女神とともに

7

◇ドラマトゥルクとしての音楽ディレクター

8

わかりやすさ

9

音楽の不思議

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字幕考

11

◇組織と音楽ディレクター、芸術性の独立

12

金融危機

13

定期演奏会めぐり

14

◇いずみホールの企画

15

シリーズ企画をつくっていくこと

16

企画の時代

17

層の厚さ

18

◇いずみホールの聴衆

19

2 コンサートを創造する(住友生命いずみホール)

20

◇いずみホールとオルガン企画

21

◇心血注いだJ.S.バッハ作品企画

22

いずみホールとBCJは、同い年

23

◇“リフキン方式"への傾倒

24

◇バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒとの出会い

25

◇「バッハ・オルガン作品連続演奏会」がスタート

26

◇「バッハ・オルガン作品全曲演奏会」に挑む

27

◇演奏会はこのようにおこなわれた

28

◇最終回〈永遠への架け橋〉に到達する

29

◇シリーズ終了とその後

30

第2部 そこには音楽の神様が──礒山雅エッセイ集

31

◇甦る最期のきらめき

32

楽才、ふたたび燃え上がり

33

心はずみ、次々に《舞曲》

34

《魔笛》で人間性の理想歌う

35

不遇の大作《皇帝ティトの慈悲》

36

明暗の両極行き来し《レクイエム》

37

一二月五日、永遠への旅立ち

38

ウィーン音楽の本当の味わいを──室内楽中心のフェスティバルで

39

◇ひとしずくの音

40

耳を澄ますこと

41

リラックスしよう

42

わがままな音楽の聴き方を

43

ひどいのなんのって!

44

◇新・ひとしずくの音

45

リラックスして「耳を澄ます」

46

われわれのオペラを

47

コンクール考

48

字幕の効用

49

音楽は若さを保つ

50

宗教的心情

51

◇新世紀へのバッハ

52

伝記の始まり

53

目を酷使して

54

BWV番号について

55

「包容力」の秘密

56

バッハはどんな演奏をしていたか

57

「バッハの受容」──どう受け入れられてきたか

58

二つの受難曲

59

卓越したデザイン──ゴルトベルク変奏曲

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一〇周年記念 一〇年の人生を生きてきたいずみホール

61

「声」の芸術の極致──モテット

62

《無伴奏チェロ組曲》立体的で奥行きのある世界

63

ジャズになったバッハ

64

生涯の総仕上げ──《ロ短調ミサ曲》

65

◇メイキング・オブ・新世紀のバッハ

66

四人で歌うカンタータ 「~精選~バッハ/カンタータへの招待」

67

カンタータ・シリーズVol.1の勝負は、第140番

68

カンタータ・シリーズVol.1を終えて──

69

齢を重ねてますます燃えさかる、バッハの実験精神!

70

「カンタータへの招待Vol.2」の曲目が決まりました

71

感動の声たくさん──立川と松本での「四人カンタータ」

72

カンタータを聴く上で、歌詞はたいへん重要です

73

成果充分。「四人カンタータ」の面白さに深入りしそうです

74

バッハの柔軟性

75

いずみホールとBCJは、同い年

76

速報! 二〇〇四年秋の大企画

77

世俗カンタータ二曲を、たっぷりとお楽しみください

78

バッハのカンタータの最高傑作は何か

79

「1パート一人」説の生みの親・ジョシュア・リフキンさんが来日

80

バッハのカンタータ、オリジナル・パート譜を発見

81

カンタータゆかりの地を訪ねました

82

ジョシュア・リフキン氏を迎えて記者発表を行いました

83

「結婚カンタータ」復元作業の、どこがむずかしいか

84

幻の結婚カンタータ復元コンサートの成果

85

バッハ演奏は量より質へ──「リフキン説」を検証する

86

カンタータ演奏の実践から研究へ

87

ふるさとに帰る

88

◇音楽は語る

89

ワイマールで発見された、バッハの未知の名曲アリア

90

演奏に最善を尽くし、心を傾ける。そこには、音楽の神様が……

91

モーツァルト:交響曲第41番ハ長調《ジュピター》K551

92

音量主義を排する

93

自分で考える

94

名曲とは

95

心に出会う旅

96

もったいない

97

ライプツィヒ?

98

みんなが主役

99

弦楽四重奏への波

100

世代のこと

101

アンコール

102

原典にふさわしい演奏──グループ間の対話

103

喜劇と悲劇

104

集中へのこだわり

105

時間と音楽

106

読み直す醍醐味

107

名指揮者ランキング

108

二〇周年挨拶 筋の通った企画を貫きたい、という思いでやってきました

109

年齢

110

早朝のバロック

111

午後二時からの歌謡曲

112

バッハの主張

113

新しいものとの出会い

114

高齢化を歓迎しつつ

115

記憶

116

「最終回」

117

拍手

118

楽興の時

119

初めての人

120

モーツァルトの愛

121

背後から響く音楽

122

作品の「顔」

123

美談はいらない

124

日本大好き

125

悲観と楽観

126

温故知新

127

名曲

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昔といま

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晩年の名曲は失意のうちに生み出されたのか?──モーツァルト・シリーズ最終年を迎えて

130

七年目

131

歴史への想像力

132

連帯の課題

133

世代交代

134

YouTubeの時代

135

選び抜かれた音

136

ホールを奏でる

137

拍手再考

138

勝負曲

139

ウィーン流

140

死と再生

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光まばゆい《聖母マリアの夕べの祈り》──マリア崇敬の一大記念碑 その魅力に迫る

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おわりに

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◇礒山雅・いずみホール企画年表 1990?2020年度

商品詳細
商品番号 F0193839
ジャンル 書籍・辞典
サイズ 四六
ページ数 336
著者 礒山雅
編著者 森岡めぐみ/協力:住友生命いずみホール
初版日 2020年12月20日 
ISBNコード 9784865592290

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