西洋音楽の歴史(音楽書)
つながりと流れがよくわかる

アルテスパブリッシング

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クラシック音楽はどこから来て、どこへ向かうのか。神の音楽から人の音楽へ、そして世界音楽の時代へ。西洋音楽の「西洋」って?その基盤となった古代ギリシャの音楽観とは。多大な影響を与える3大宗教とは?

収載内容

  • ごあいさつ
  • 序章 はじめに知っておきたいこと
  • 西洋とは
  • ヨーロッパ大陸の主人公たち
  • フランク王シャルル、西ローマ皇帝に
  • ポイント1 古代ギリシャの音楽観と西洋音楽
  • アポロンとディオニュソス
  • 音楽のシステムは小宇宙
  • 音楽には役割がある
  • 現在のヨーロッパ世界への影響
  • コラム◆ギリシヤ神話にみる音楽観
  • ポイント2 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
  • ユダヤ教
  • キリスト教
  • イスラム教
  • コラム◆ヨーロッパ、3つの主人公と3つの宗教
  • 1 西洋音楽の始まり[中世~ルネサンス]
  • 第1節 教会の歌──祈りの歌
  • フランク王国とローマ教会
  • グレゴリオ聖歌と付け足し加工
  • オルガヌムと多声音楽
  • 大問題発生──音楽と時間
  • コラム◆中世ヨーロッパの成立とグレゴリオ聖歌
  • ◆グレゴリオ聖歌
  • ◆トロープスとオルガヌムの歴史
  • 第2節 宮廷歌人の歌──心の歌
  • もうひとつの出発点
  • 詩をつくって歌う宮廷人たち
  • コラム◆トルバドゥールと宮廷歌人の歌
  • 第3節 技術改革の時代「アルス・ノヴァ」──決定版・音楽づくりの道具
  • 『アルス・ノヴァ(新技術)』までの道のり
  • 素材の加工から創作へ
  • 響きも形も美しい歌をめざして──ルネサンスへの道
  • コラム◆目で見る記譜法の歴史
  • ◆年表1
  • ◆ルネサンス以前の音楽と歌の作り方
  • ◆中世の音楽人と宮廷歌人たち
  • 第4節 ルネサンス時代の音楽
  • ルネサンスの到来
  • 第一期 新旧様式の交代期──ブルゴーニュ楽派
  • 第二期 ルネサンス様式の確立──フランドル楽派
  • 第三期 ルネサンス様式の完成と爛熟──イタリア
  • バロックに向けての二つの底流
  • 楽器と音楽
  • 宗教と音楽
  • コラム◆あなたも知っているルネサンス
  • ◆ルネサンス第21期 ブルゴーニュ楽派
  • ◆ルネサンスの音楽人 第1期と第2期
  • ◆ルネサンス第2期 フランドル楽派
  • ◆ルネサンス第3期 イタリア人の時代
  • ◆ルネサンスの音楽人 第3期 イタリア
  • ◆ルネサンスの音楽人 イタリア以外
  • ◆ルネサンスの音楽人 音楽理論家ほか
  • 2 「神の音楽」から「人の音楽」へ[バロック~古典派]
  • それは激しい感情を訴える独唱歌曲から始まった
  • モノディ様式
  • コラム◆通奏低音
  • 第1節 声のドラマ オペラと声楽曲
  • 「モノディ様式」以前のドラマ
  • オペラの誕生──フィレンツェ
  • マントヴァとモンテヴェルディ
  • ローマ
  • ヴェネツィアと商業劇場の発展
  • ヨーロッパ諸国へひろがるオペラ
  • オペラ以外の声のドラマ──オラトリオ、カンタータ
  • ナポリ派の隆盛
  • メタスタージオとオペラ・セリア
  • 喜劇オペラ──「ブッファ」と「インテルメッゾ」
  • グルックのオペラ改革
  • 一八世紀後半──ナポリ派の国際化
  • 古典派時代のオペラ──モーツァルト
  • コラム◆モンテヴェルディ1,2
  • ◆カストラートの活躍
  • ◆リュリとモリエール
  • ◆ヘンデル オペラ&オラトリオ
  • ◆ヘンデルと劇音楽
  • ◆オペラの分類
  • ◆オペラ・セリアとオペラ・ブッファ
  • ◆劇場運営
  • 第2節 音のドラマ──バロックの器楽
  • ひとつの楽章のなかのドラマ、多楽章によるドラマ
  • 組曲
  • バロック時代のソナタ
  • 1 演奏形態による分類
  • 2 楽章構成による分類
  • バロック時代のコンチェルト(協奏曲)
  • 1 コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)
  • 2 ソロ・コンチェルト(独奏協奏曲)
  • フーガ
  • 即興的な形式
  • 変奏曲
  • コラール前奏曲
  • コラム◆宮廷での舞踏会
  • ◆アルカンジェロ・コレッリのトリオ・ソナタ
  • ◆J.S.バッハ《ブランデンブルク協奏曲》の編成
  • ◆J.S.バッハとバッハ・ファミリー
  • ◆バロック時代の鍵盤楽器
  • ◆クレモナの名工──ヴァイオリン製作者たち
  • ◆バロックの演奏習慣
  • 第3節 絶対音楽の完成にむけて──古典派への道
  • 後期バロックから初期古典派へ
  • ギャラント様式
  • 多感様式
  • 初期の交響曲
  • ミラノ
  • マンハイム
  • ベルリン
  • ウィーン
  • 第4節 交響曲の誕生とソナタ形式──古典派の時代
  • 管弦楽曲──交響曲とコンチェルト
  • 交響曲
  • コンチェルト(協奏曲)
  • セレナード、ディヴェルティメントなど
  • 室内楽曲と独奏曲
  • 弦楽四重奏曲
  • ソナタ
  • コラム◆ソナタ
  • ◆ソナタ形式の調のプラン
  • ◆モーツァルト
  • ◆ベートーヴェン
  • 3 西洋音楽のたわわな実り、そして……[ロマン派~現代]
  • 第1節 音の魔術師たち ロマン派のオーケストラ音楽とピアノ音楽
  • オーケストラ音楽
  • 一九世紀前半──シューベルトからベルリオーズまで
  • 一九世紀後半──交響詩の成立と交響曲の復活
  • ピアノとピアノ音楽
  • ピアノと家庭音楽、サロン音楽とヴィルトゥオーゾ
  • 性格的小品
  • コラム◆ロマン派生まれの音楽文化
  • ◆ロマン派におけるオーケストラ
  • ◆絶対音楽と標題音楽
  • 第2節 声の魔術師たち ロマン派のオペラと歌曲
  • フランスのオペラ
  • 革命期
  • 一九世紀前半
  • 一九世紀後半
  • イタリアのオペラ
  • ロッシーニの偉大な仕事
  • ベッリーニとドニゼッティ
  • 巨人ヴェルディ
  • ヴェルディ以後──ヴェリズモ
  • ドイツとオーストリアのオペラ
  • ヴァーグナー以前
  • 未来の芸術作品──ヴァーグナーの仕事
  • ヴァーグナー以後──R.シュトラウス
  • 歌曲──詩とピアノの出会い
  • シューベルトによるリートの確立
  • リートの発展と各国への広がり
  • コラム◆楽器の王者ピアノの歴史と完成
  • ◆グランド・オペラ
  • ◆ベル・カント
  • ◆オペラ用語集
  • 第3節 国民楽派とロマン派の黄昏
  • 国民楽派
  • ロシア、東欧、北欧
  • フランス、スペイン、イギリス
  • ロマン派の黄昏──R.シュトラウスとマーラー
  • コラム◆《モルダウ》と国民楽派の交響詩
  • 第4節 近代の音楽──枠組みの変化と多中心化
  • 二〇世紀という時代
  • 第一次世界大戦までの音楽
  • 「調性」からの解放──印象主義と表現主義
  • 「リズム」の解放とノイズの音楽──原始主義と未来主義
  • 西欧の外へのまなざし
  • 両大戦間の音楽
  • 新古典主義の音楽
  • 十二音技法の確立
  • ジャズとキャバレーの音楽
  • 社会の動きと音楽──ソヴィエト連邦、そしてナチス・ドイツ
  • コラム◆20世紀音楽の流れ(超早わかり!)
  • ◆バレエ・リュス旋風
  • ◆十二音技法ミニ解説
  • ◆ストラヴィンスキー
  • ◆シェーンベルク&新ウィーン楽派
  • 第5節 現代の音楽──そして新たなる「音楽」への問いかけ
  • 戦後音楽の再出発
  • 前衛音楽の時代
  • 前衛音楽の始まり──総音列主義(トータル・セリエリスム)
  • 「管理された偶然性」
  • その他の前衛──それぞれの道
  • アメリカ実験音楽とミニマル・ミュージック
  • アメリカ近代──実験音楽への道のり
  • ケージと「偶然性の音楽」
  • 図形楽譜とミニマル・ミュージック
  • テクノロジーと音楽
  • アジアと日本の現代音楽
  • コラム◆ブーレーズ
  • ◆20世紀のオペラとミュージカル
  • 終章 終わりの始まり
  • 復習 西洋音楽史の始まり
  • いささか個人的なあと書き──西洋音楽史とは?
  • 人名索引
1

ごあいさつ

2

序章 はじめに知っておきたいこと

3

西洋とは

4

ヨーロッパ大陸の主人公たち

5

フランク王シャルル、西ローマ皇帝に

6

ポイント1 古代ギリシャの音楽観と西洋音楽

7

アポロンとディオニュソス

8

音楽のシステムは小宇宙

9

音楽には役割がある

10

現在のヨーロッパ世界への影響

11

コラム◆ギリシヤ神話にみる音楽観

12

ポイント2 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教

13

ユダヤ教

14

キリスト教

15

イスラム教

16

コラム◆ヨーロッパ、3つの主人公と3つの宗教

17

1 西洋音楽の始まり[中世~ルネサンス]

18

第1節 教会の歌──祈りの歌

19

フランク王国とローマ教会

20

グレゴリオ聖歌と付け足し加工

21

オルガヌムと多声音楽

22

大問題発生──音楽と時間

23

コラム◆中世ヨーロッパの成立とグレゴリオ聖歌

24

◆グレゴリオ聖歌

25

◆トロープスとオルガヌムの歴史

26

第2節 宮廷歌人の歌──心の歌

27

もうひとつの出発点

28

詩をつくって歌う宮廷人たち

29

コラム◆トルバドゥールと宮廷歌人の歌

30

第3節 技術改革の時代「アルス・ノヴァ」──決定版・音楽づくりの道具

31

『アルス・ノヴァ(新技術)』までの道のり

32

素材の加工から創作へ

33

響きも形も美しい歌をめざして──ルネサンスへの道

34

コラム◆目で見る記譜法の歴史

35

◆年表1

36

◆ルネサンス以前の音楽と歌の作り方

37

◆中世の音楽人と宮廷歌人たち

38

第4節 ルネサンス時代の音楽

39

ルネサンスの到来

40

第一期 新旧様式の交代期──ブルゴーニュ楽派

41

第二期 ルネサンス様式の確立──フランドル楽派

42

第三期 ルネサンス様式の完成と爛熟──イタリア

43

バロックに向けての二つの底流

44

楽器と音楽

45

宗教と音楽

46

コラム◆あなたも知っているルネサンス

47

◆ルネサンス第21期 ブルゴーニュ楽派

48

◆ルネサンスの音楽人 第1期と第2期

49

◆ルネサンス第2期 フランドル楽派

50

◆ルネサンス第3期 イタリア人の時代

51

◆ルネサンスの音楽人 第3期 イタリア

52

◆ルネサンスの音楽人 イタリア以外

53

◆ルネサンスの音楽人 音楽理論家ほか

54

2 「神の音楽」から「人の音楽」へ[バロック~古典派]

55

それは激しい感情を訴える独唱歌曲から始まった

56

モノディ様式

57

コラム◆通奏低音

58

第1節 声のドラマ オペラと声楽曲

59

「モノディ様式」以前のドラマ

60

オペラの誕生──フィレンツェ

61

マントヴァとモンテヴェルディ

62

ローマ

63

ヴェネツィアと商業劇場の発展

64

ヨーロッパ諸国へひろがるオペラ

65

オペラ以外の声のドラマ──オラトリオ、カンタータ

66

ナポリ派の隆盛

67

メタスタージオとオペラ・セリア

68

喜劇オペラ──「ブッファ」と「インテルメッゾ」

69

グルックのオペラ改革

70

一八世紀後半──ナポリ派の国際化

71

古典派時代のオペラ──モーツァルト

72

コラム◆モンテヴェルディ1,2

73

◆カストラートの活躍

74

◆リュリとモリエール

75

◆ヘンデル オペラ&オラトリオ

76

◆ヘンデルと劇音楽

77

◆オペラの分類

78

◆オペラ・セリアとオペラ・ブッファ

79

◆劇場運営

80

第2節 音のドラマ──バロックの器楽

81

ひとつの楽章のなかのドラマ、多楽章によるドラマ

82

組曲

83

バロック時代のソナタ

84

1 演奏形態による分類

85

2 楽章構成による分類

86

バロック時代のコンチェルト(協奏曲)

87

1 コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)

88

2 ソロ・コンチェルト(独奏協奏曲)

89

フーガ

90

即興的な形式

91

変奏曲

92

コラール前奏曲

93

コラム◆宮廷での舞踏会

94

◆アルカンジェロ・コレッリのトリオ・ソナタ

95

◆J.S.バッハ《ブランデンブルク協奏曲》の編成

96

◆J.S.バッハとバッハ・ファミリー

97

◆バロック時代の鍵盤楽器

98

◆クレモナの名工──ヴァイオリン製作者たち

99

◆バロックの演奏習慣

100

第3節 絶対音楽の完成にむけて──古典派への道

101

後期バロックから初期古典派へ

102

ギャラント様式

103

多感様式

104

初期の交響曲

105

ミラノ

106

マンハイム

107

ベルリン

108

ウィーン

109

第4節 交響曲の誕生とソナタ形式──古典派の時代

110

管弦楽曲──交響曲とコンチェルト

111

交響曲

112

コンチェルト(協奏曲)

113

セレナード、ディヴェルティメントなど

114

室内楽曲と独奏曲

115

弦楽四重奏曲

116

ソナタ

117

コラム◆ソナタ

118

◆ソナタ形式の調のプラン

119

◆モーツァルト

120

◆ベートーヴェン

121

3 西洋音楽のたわわな実り、そして……[ロマン派~現代]

122

第1節 音の魔術師たち ロマン派のオーケストラ音楽とピアノ音楽

123

オーケストラ音楽

124

一九世紀前半──シューベルトからベルリオーズまで

125

一九世紀後半──交響詩の成立と交響曲の復活

126

ピアノとピアノ音楽

127

ピアノと家庭音楽、サロン音楽とヴィルトゥオーゾ

128

性格的小品

129

コラム◆ロマン派生まれの音楽文化

130

◆ロマン派におけるオーケストラ

131

◆絶対音楽と標題音楽

132

第2節 声の魔術師たち ロマン派のオペラと歌曲

133

フランスのオペラ

134

革命期

135

一九世紀前半

136

一九世紀後半

137

イタリアのオペラ

138

ロッシーニの偉大な仕事

139

ベッリーニとドニゼッティ

140

巨人ヴェルディ

141

ヴェルディ以後──ヴェリズモ

142

ドイツとオーストリアのオペラ

143

ヴァーグナー以前

144

未来の芸術作品──ヴァーグナーの仕事

145

ヴァーグナー以後──R.シュトラウス

146

歌曲──詩とピアノの出会い

147

シューベルトによるリートの確立

148

リートの発展と各国への広がり

149

コラム◆楽器の王者ピアノの歴史と完成

150

◆グランド・オペラ

151

◆ベル・カント

152

◆オペラ用語集

153

第3節 国民楽派とロマン派の黄昏

154

国民楽派

155

ロシア、東欧、北欧

156

フランス、スペイン、イギリス

157

ロマン派の黄昏──R.シュトラウスとマーラー

158

コラム◆《モルダウ》と国民楽派の交響詩

159

第4節 近代の音楽──枠組みの変化と多中心化

160

二〇世紀という時代

161

第一次世界大戦までの音楽

162

「調性」からの解放──印象主義と表現主義

163

「リズム」の解放とノイズの音楽──原始主義と未来主義

164

西欧の外へのまなざし

165

両大戦間の音楽

166

新古典主義の音楽

167

十二音技法の確立

168

ジャズとキャバレーの音楽

169

社会の動きと音楽──ソヴィエト連邦、そしてナチス・ドイツ

170

コラム◆20世紀音楽の流れ(超早わかり!)

171

◆バレエ・リュス旋風

172

◆十二音技法ミニ解説

173

◆ストラヴィンスキー

174

◆シェーンベルク&新ウィーン楽派

175

第5節 現代の音楽──そして新たなる「音楽」への問いかけ

176

戦後音楽の再出発

177

前衛音楽の時代

178

前衛音楽の始まり──総音列主義(トータル・セリエリスム)

179

「管理された偶然性」

180

その他の前衛──それぞれの道

181

アメリカ実験音楽とミニマル・ミュージック

182

アメリカ近代──実験音楽への道のり

183

ケージと「偶然性の音楽」

184

図形楽譜とミニマル・ミュージック

185

テクノロジーと音楽

186

アジアと日本の現代音楽

187

コラム◆ブーレーズ

188

◆20世紀のオペラとミュージカル

189

終章 終わりの始まり

190

復習 西洋音楽史の始まり

191

いささか個人的なあと書き──西洋音楽史とは?

192

人名索引

商品詳細
商品説明 クラシック音楽はどこから来て、どこへ向かうのか?神の音楽から人の音楽へ、そして世界音楽の時代へ──。因果関係(ストーリー)が見える納得の音楽史!西洋音楽の「西洋」って?その基盤となった古代ギリシャの音楽観とは?多大な影響を与える3大宗教とは?──クラシック音楽の解説本は数あれど、その成り立ちから「そもそも」のところをわかりやすく教えてくれるのはこの本だけ。
商品番号 F0192930
ジャンル 書籍・辞典
サイズ A5
ページ数 265
著者 岸本宏子、酒巻和子、小畑恒夫、石川亮子、有田栄
編著者 イラスト:河合千明
初版日 2020年10月31日 
ISBNコード 9784865592276

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