音楽分析の歴史(音楽書)
ムシカ・ポエティカからシェンカー分析へ

春秋社

3,960(税込)

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音楽分析(アナリーゼ)とは「音楽を分解して、それを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること」であるーー17世紀初頭から20世紀前半の間に主流となった分析方法を概観し、音楽の捉え方の変遷を追う。

収載内容

  • ■第1章: 言語としての音楽
  • 第1節 言語と音楽
  • 第2節 ブルマイスターの『ムシカ・ポエティカ』
  • 第3節 ラッソーのモテットの分析
  • 第4節 20世紀の音楽解釈学
  • ■第2章: 文法としての音楽
  • 第1節 文法と音楽
  • 第2節 マッテゾンの旋律分析
  • 第3節 リーペルの旋律・形式分析
  • 第4節 コッホの旋律分析
  • 第5節 旋律論の時代
  • ■第3章: 弁論としての音楽
  • 第1節 弁論と音楽
  • 第2節 マッテゾンによるマルチェッロのアリアの分析
  • 第3節 フォルケルの分析
  • 第4節 コッホの修辞学的形式
  • 第5節 ジャンル形式論への移行
  • 第6節 後世への影響と評価
  • ■第4章: 論理としての音楽
  • 第1節 論理と音楽
  • 第2節 ラモーの和声理論の成立以前
  • 第3節 ラモーの和声理論
  • 第4節 ラモー受容
  • 第5節 現代の和音記号の誕生
  • 第6節 リーマンの和声分析
  • 第7節 ヒンデミットの和声理論
  • 第8節 ベートーヴェンの『ピアノソナタ』(作品53)の分析
  • 第9節 ネオリーマン理論
  • ■第5章: 精神としての音楽
  • 第1節 18世紀の音楽批評と音楽分析
  • 第2節 ホフマンによるベートーヴェン『交響曲第5番』の評論
  • 第3節 ホフマンの音楽分析
  • 第4節 シューマンによるベルリオーズ『幻想交響曲』の分析
  • 第5節 音楽分析史における音楽批評
  • ■第6章: 時間としての音楽
  • 第1節 音楽の時間論
  • 第2節 リュトモポエイア
  • 第3節 モミニ
  • 第4節 レイシャ
  • 第5節 ハウプトマンの韻律論
  • 第6節 リーマンの韻律分析
  • 第7節 リーマン以降のリズム論
  • ■第7章: 有機体としての音楽
  • 第1節 有機体と音楽
  • 第2節 マルクスの形式生成論
  • 第3節 シェーンベルクによる自作品の分析
  • 第4節 第2次大戦後の展開
  • ■第8章: 表象としての音楽
  • 第1節 音楽と表象
  • 第2節 ゲシュタルト心理学
  • 第3節 エネルギー主義
  • 第4節 ハルムの音楽観
  • 第5節 クルトの音楽観
  • 第6節 その他のエネルギー主義者
  • 第7節 シェンカーの音楽観
  • 第8節 J.S.バッハの前奏曲を分析する
  • ■第9章: 様式としての音楽
  • 第1節 様式と音楽
  • 第2節 還元法
  • 第3節 有機体としての様式
  • 第4節 パレストリーナ様式の生成
  • 第5節 様式分析論
  • 第6節 トポス分析
1

■第1章: 言語としての音楽

2

第1節 言語と音楽

3

第2節 ブルマイスターの『ムシカ・ポエティカ』

4

第3節 ラッソーのモテットの分析

5

第4節 20世紀の音楽解釈学

6

■第2章: 文法としての音楽

7

第1節 文法と音楽

8

第2節 マッテゾンの旋律分析

9

第3節 リーペルの旋律・形式分析

10

第4節 コッホの旋律分析

11

第5節 旋律論の時代

12

■第3章: 弁論としての音楽

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第1節 弁論と音楽

14

第2節 マッテゾンによるマルチェッロのアリアの分析

15

第3節 フォルケルの分析

16

第4節 コッホの修辞学的形式

17

第5節 ジャンル形式論への移行

18

第6節 後世への影響と評価

19

■第4章: 論理としての音楽

20

第1節 論理と音楽

21

第2節 ラモーの和声理論の成立以前

22

第3節 ラモーの和声理論

23

第4節 ラモー受容

24

第5節 現代の和音記号の誕生

25

第6節 リーマンの和声分析

26

第7節 ヒンデミットの和声理論

27

第8節 ベートーヴェンの『ピアノソナタ』(作品53)の分析

28

第9節 ネオリーマン理論

29

■第5章: 精神としての音楽

30

第1節 18世紀の音楽批評と音楽分析

31

第2節 ホフマンによるベートーヴェン『交響曲第5番』の評論

32

第3節 ホフマンの音楽分析

33

第4節 シューマンによるベルリオーズ『幻想交響曲』の分析

34

第5節 音楽分析史における音楽批評

35

■第6章: 時間としての音楽

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第1節 音楽の時間論

37

第2節 リュトモポエイア

38

第3節 モミニ

39

第4節 レイシャ

40

第5節 ハウプトマンの韻律論

41

第6節 リーマンの韻律分析

42

第7節 リーマン以降のリズム論

43

■第7章: 有機体としての音楽

44

第1節 有機体と音楽

45

第2節 マルクスの形式生成論

46

第3節 シェーンベルクによる自作品の分析

47

第4節 第2次大戦後の展開

48

■第8章: 表象としての音楽

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第1節 音楽と表象

50

第2節 ゲシュタルト心理学

51

第3節 エネルギー主義

52

第4節 ハルムの音楽観

53

第5節 クルトの音楽観

54

第6節 その他のエネルギー主義者

55

第7節 シェンカーの音楽観

56

第8節 J.S.バッハの前奏曲を分析する

57

■第9章: 様式としての音楽

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第1節 様式と音楽

59

第2節 還元法

60

第3節 有機体としての様式

61

第4節 パレストリーナ様式の生成

62

第5節 様式分析論

63

第6節 トポス分析

商品詳細
商品番号 F0188754
ジャンル 書籍・辞典
サイズ A5
ページ数 312
著者 久保田慶一
初版日 2020年03月30日 
ISBNコード 9784393930380

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